10月24日(木)、門真市門真団地において、経営経済学部開講科目「地域創造演習Ⅱ」の受講12名が、団地住民への聞き取り調査を主としたフィールドワークを実施しました。この授業は、PBL(Project-Based Learning: プロジェクト型学修)形式でおこなうもので、今期は門真団地の自治会運営のお手伝いをしながら団地の課題解決に取り組みます。
 フィールドワークでは、門真市都市政策課からの団地概要説明の後、自治会長の淀井氏から「団地の独居老人が外に出たくなるような企画を考えてほしい」という問題提起がありました。その後、グループに分かれて住民の方より団地の生活について話を伺いました。受講者の三宅夏生くん(2年)は、「話を聞いて団地には外国人の方もいたりして、様々な問題が複合的にあることがわかった」とコメントしました。演習では、これからグループごとに企画の実現に向けて準備を進めていきます。

 経営経済学部経済学科地域みらいづくりコースでは「体験型の学び」として地域課題に取り組んでいます。学部新設から2年度目を迎えていますが、今後も学生の主体性を涵養する学びのカリキュラムを充実させていく予定です。