2019年度認定留学プログラムで2019年3月~8月の期間、オーストラリアの協定校グリフィス大学付属語学学校GRIFFITH ENGLISH LANGUAGE INSTITUTEに派遣されたグローバルビジネス学部3年次生 岩本薫純さんの海外体験レポートをご紹介します。

出会いに感謝、忘れられない最高のオーストラリア留学

 私は約5ヶ月間、認定留学の学生としてオーストラリアに留学しました。高校生の頃から留学したいと考えており、ようやくその願いが叶ったので色んな事を吸収してやるという強い想いで留学に挑みました。留学する前には、日本の文化について調べ、それを英語で話せるように準備しました。これらをした理由としては、オーストラリアに着いてから、少しでも日本の事について話し、多くの友達を作りたいと思ったからです。
このオーストラリア留学について大きく、学習面と生活面について自分の体験談をまとめます。
〔学習面〕
 主に授業では、レポートや文法の課題、グループワークなどがあり、最初はとても大変でした。また、初めは先生の話している事が理解できなかったので、困る事が多々ありました。さらに、分からない事を隣の人に聞いても理解できず、初めの1ヶ月はかなり苦しい期間でした。
 しかし、クラスのみんなはとてもフレンドリーな人が多く、授業自体にはすぐに慣れる事ができ、毎日学校に行くのが楽しみでした。グループワークでは、いくつかのグループに別れて、様々なトピックについて意見交換をしました。このグループワークも初めはなかなか自分の意見が言えなかったのですが、2ヶ月くらい経つと、だんだんと相手の言葉が理解でき、自分の考えを伝える事ができるようになりました。
 こういう目に見えた成長が自分のモチベーションをあげてくれ、もっと英語で話せるようになりたいと思うきっかけになりました。
 学校の課題については、授業をしっかり聞き、文法を理解すれば、大体の問題はすらすらと解く事ができました。私が一番苦手としていたライティングも初めは全然書く事ができなかったのですが、多くの量を書く事で徐々に書けるようになりました。どうしてもライティングが苦手だったため、毎日の出来事を英語と日本語で記録しました。
 そのおかげで、かなりライティングが得意になり、自分が使えるボキャブラリーの数も増えました。他にも、毎日日記を書く事で、1日1日を振り返る事ができ、思い出を書き留める事ができました。毎日の体験や日常を英語で書くのはとても大変ですが、確実にライティングのスキルは上がります。
 放課後の時間は、たいてい大学の図書館を利用し、その日の課題や復習、新しい単語などを暗記したりしていました。そのため、授業の内容はほぼ理解し、授業に参加する事ができました。私の通うGERIのプログラムは言語だけの履修だったので、自主学習の時間やプライベートの時間も確保することができました。
 そして、いくつか学校のアクティビティなどにも参加したので、本当に良い経験になったと感じています。

〔生活面〕
 この留学期間、キャンパスの周辺にホームステイをしていました。ホームステイ先では英語でコミュニケーションをとり、ホストマザーに毎晩、夕飯を作っていただき一緒に食事を取りました。週末にはホストファミリーと外に出かけたり、ホストブラザーが家に来た時には一緒にご飯を食べたりしました。
 初めの頃、ホームステイでの暮らしは、とりあえず不安で、分からないことはホストファミリーに何回も聞いて、過ごしていました。自分のホームステイ先は、あまり決まったルールなどはありませんでした。夕食後はホストファミリーとテレビを観たりしました。朝食は自分で作り、昼食は主に大学のカフェを利用していました。
 3ヶ月くらい経った後に、中国人のシェアメイトができました。すぐに仲良くなり、一緒に買い物に出かけたり、部屋で会話をしたり、たまに映画を観たりしました。そのおかげで、英語を話す機会が増え、スピーキング力が鍛えられました。常に英語を話すことが、英語を話せるようになる一番の近道だと感じました。それに加えて、英語を話さない日が続くとすぐに話せなくなることも実感しました。
 大学周辺は都会ではないので、トラムという路面電車を使って街に行き、買い物や色んなレストランで食事をしました。
 このように、私のオーストラリアの留学生活はとても有意義で充実したものとなりました。それらを充実させるためには、日々の生活を大事にし、色んな事に挑戦することが必要だと分かりました。特に、学校のアクティビティに参加し、ボランティア活動に参加することが大切だと思いました。
 私は、オーストラリアでボランティア活動には参加できず、少し後悔がありますので、これから留学に行く方は是非参加してもらいたいです。必ず良い経験になると思うし、多くのメリットが得られると思います。

〔生活面〕
 最後に、この留学を通して多くの経験を得ることができましたし、海外の友達も多く作ることができました。
 留学に行くか迷っている後輩へ伝えたいことは、確かに留学するには多くの費用がかかりますし、色々な不安があると思いますが、それでも留学することを強く勧めます。そのくらい行く価値が必ずあるとこのオーストラリア留学を通して深く実感しました。ですから1つの大きなチャレンジとして挑戦して欲しいです。
 すごく貴重な経験ができ、英語でコミュニケーションが取れるようになると自分に自信がつき、就職でも有利になると信じています。
 この思いが少しでも役立つと嬉しいです。オーストラリアで関わった全ての人に感謝したいです。ありがとうオーストラリア。