心理コミュニケーション学科の専門科目「文化社会学Ⅱ」(担当教員:有田亘)の学外授業として、1月30日に学生17名が友ケ島(和歌山県)の廃墟でフィールドワークを行いました。
近年、廃墟を美しいものとして愛でることが注目され、ある種のブームとなってきています。世界遺産に登録された軍艦島(長崎県)にある炭鉱の廃墟はその有名な例ですが、紀淡海峡に浮かぶ友ケ島には旧日本軍の要塞の廃墟があり、まるで天空の城ラピュタみたいだとも言われています。参加した学生たちにはそうした廃墟の美と、それを見出す人々のサブカルチャーを、実際に現地を訪れることで体験的に学習する機会となりました。手分けして写真を撮りフィールドノートを作成し、最終的には報告書冊子にまとめました。