経済学科のサブセミナーにて6月21日㈫5限に、大阪市職員で、現在、国際協力機構(JICA)に派遣中の新家多恵子氏をお招きして「公務員の仕事から学んだこと」というテーマで講演会が開催されました。新家氏は大学卒業後、大阪市役所に入庁され、区役所、建設局、市政改革室等を経て、2020年にJICA関西センターに派遣され、市民参加協力課でご活躍されている方です。
講演会では、公務員を志した理由、試験勉強の話、公務員の仕事の特徴、仕事の経歴・取り組んだこと、公務員の魅力、公務員の仕事から学んだこと、の話をとても分かりやすくご講演頂きました。また公務員の魅力として、幅広く色んな事(人)に関われる、制度に深く関われる、世の中に対する当事者意識が芽生える、誇りが生まれる、「組織で働く力」が身につく、というお話をして頂きました。
ご自身の体験を中心にしたお話に、参加した30名強の学生は引き込まれ、熱心に聴講していました。講演後の質疑応答では多くの学生が質問をしてくれ、それに対して新家様がとても丁寧にご回答くださいました。
〈学生の主な感想〉
・公務員の仕事について、知っていたこと、知らなかったこと、知った気になっていたことなど、様々なことを知ることができました。その中で、「最後までやりきる」ということは、将来的に公務員に就職しても民間企業に就職しても大切な事だと感じたのでとても印象に残りました。
・公務員試験に向けて取り組まれていたことや心構え、入庁後のご活動など、実際の経験をふまえたお話を聞くことができたので、公務員の仕事のイメージをよりリアルに持つことができるようになりました。公務員を目指しているので、参考にしながら頑張りたいと思います。
・1年目は仕事ができなくても色んな人に頼ることが大事であると新家さんのお話を聞いて、就職活動でも同じことが言えると思った。
・新家多恵子さんの話を聞いて、後悔しないようにやり抜くことが1番大事なんだと思いました。私も一応地方の公務員志望ですが、ホームレスの方や障がいを持っている人たちを援助する団体とかにも興味があり迷っており、助けになればと手話の学びたいなと思っているくらい興味があります。なので、両方後悔のないくらい一生懸命取り組んでから道を決めたいなと思いました。