大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部の入学宣誓式が、うららかな春の天候に恵まれた4月2日(火)午後1時30分から大阪市北区のグランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)メインホールで行われ、新入生が新たな一歩を踏み出しました。

 ソプラノ歌手の船越亜弥さんの国家独唱で式が始まり、宮本郁夫学長が、大学652名、短期大学部212名、留学生別科19名の計883名の入学許可宣言を行いました。新入生を代表して人間科学部の中村絆さんが「学生の本分を全うし、この地球を舞台に、グローバルマインドの精神で人類共通の課題である世界の平和と人類の幸福について考え、若い力で挑戦していきます。」と宣誓しました。

 宮本学長は式辞で、本学は「全人教育」を建学の精神として、礼節を重んじ世界に通じる心豊かなグローバル人材の育成を目指して教学に勤しんでおり、新入生の皆さんには相手を思いやる、やさしい心を大切にしてほしいと述べました。そして、「人間は磨けば光り輝くダイヤモンド原石である」という松下幸之助氏の言葉を引用し、皆さんは正にダイヤモンドの原石であり無限の可能性を秘めているが、大切なことはこれからの2年間あるいは4年間で何を学ぶかであり、そのためにも「在学中に海外へ飛び出すこと」「クラブ活動をすること」「地域交流・ボランティア活動に参加すること」の3つに挑戦し、光り輝くダイヤモンドになってほしいと激励。本学は皆さんの挑戦に対して全面的にサポートしていくので、有意義で楽しい学生生活を送ってもらいたいと強い希望を伝え、英語による式辞で締めくくりました。
 引き続いての学園の奥田吾朗理事長からの祝辞は、「学長の言葉は心に刺さりましたか?」「自分の未来が見えていますか?」という問いかけからスタート。高校までの生活とは違い、これから皆さんに求められるのは自分自身に対する自己管理であり、皆さんは自分の未来に対する責任というハンドルを握っており、最初のわかれ道がこの入学宣誓式であるということを認識してほしい。そして学長式辞にあった3つのことに是非チャレンジしてもらいたいと激励しました。そして、O・I・Uの3つの文字の意味を解説し、自分の志をもって未来を創っていってもらいたい、本学にはそのための様々なチャンスが用意されているので、そのチャンスを活かして自分自身の人生を作ってもらいたいと述べました。

 宣誓式終了後、学歌とマスコットキャラクターの紹介、チアダンス部によるパフォーマンスの披露があり、大学・短期大学部・中学・高校合同の吹奏楽団による祝宴が華を添えました。
 そして、在学生を代表して学友会会長が新入生に歓迎の言葉を述べ、「少しの勇気で人は変わるもの。普段していなかったことを一緒にやってみませんか。」と呼びかけ、クラブ紹介映像を上映、全てのプログラムが終了しました。