6月26日(水)、経営経済学部 経済学科の2年次生を対象に、まちづくり実践家を講師にお迎えし、講演会をおこないました。

タイトル  : 認知症になっても輝けるまちづくりの実践
~認知症の人が支えられる側から、まちづくりの主人公へ~
講師  : ゆめ伴プロジェクトin門真 総合プロデューサー 森 安美 氏

◆学生の学び・気づきなど

・認知症の方は自分が勝手に思っている以上に、働きたい気持ちがあることを知りました。しかし世の中にはまだ、認知症の方が輝ける場所が少ない現状も理解しました。

・自分の亡くなった大祖母も認知症でなかなか会話にならなく、大変なことも多くありました。その時自分はほとんど何もできなくて、祖父母が面倒をみていたが、次は自分も何ができることがあるかもしれないので積極的に行動したい。

・折り鶴を折ることで、言語の違う人たちとコミュニケーションが取れることを知った。普段は一人暮らしなどで孤独を感じでいる高齢者の人も、折り鶴を通してコミュニケーションを取り楽しむことができる。

・RUN伴の活動を動画で見ていて、高齢者や認知症の方はどこか暗いイメージがあったが、積極的に活動にも参加していてポジティブな方が多い印象を持てた。

・鶴を折ることでつながりや交流があるのか?と初めは疑問に思ったが、実際に鶴を折ることで交流と繋がりを実感した。1人の声でこんなにも大きなプロジェクトになることは凄いことだと感じ、挑戦の大事さについて感じた。

・折り鶴を会話の手段として活用し、認知症や高齢者の方を一括りにせずに可能なことを行い、出来ないことはサポートを行う。それらを口で言うことは簡単であるが、実際に行動するには困難であると思った。それらを行うには大学生や高校生など、地域の若年層の力が必要だと思った。

(経済学科 2年次学年主任:小竹森 晃)

◆「ゆめ伴プロジェクトin門真」ホームページ
https://www.yumetomokadoma.com/