栄養学科では実践力を持った栄養士を養成するため、様々なプログラムを実施しています。1年次前期開講科目である「栄養士基礎演習」は、1年次の基礎とし、栄養士免許必修科目の履修に備えるための導入教育として設定しています。
 今回、さまざまな対象者に給食を提供されている株式会社万福でご活躍されている管理栄養士の方を講師としてお招きし、現場での給食管理の実際や、給食業務のあり方、今後、望まれる管理栄養士・栄養士の姿について、特別講義を実施しました。

目的  : 企業における栄養士の業務である給食管理の知識や技術を具体的に知ることで、栄養士の仕事や使命を理解し、各自の目的意識を明確にする。
題名  : 栄養士基礎演習 学校給食会社における栄養士の役割
講師  : 株式会社万福 管理栄養士
対象  : 栄養学科1年次生
日程  : 7月22日(月)
ご来校  : 業務執行担当取締役 吉岡様、栄養管理室 富山様 野津様

 講話では、栄養士の主な業務のみならず、現場における食中毒対策や衛生管理についても学ぶことができました。また、1日の業務の流れについての動画を視聴することで、栄養士業務について理解を深めることができました。
 栄養士として社会に出た際は、栄養に関する知識だけでなくコミュニケーションスキルやティーチングスキルも重要であることを知りました。

【学生の感想】
私は将来栄養士として学校給食に携わりたいと思っています。今回の講話を聞いて、栄養士の1日の流れや主な仕事内容を知ることができました。パソコンのスキルやコミュニケーション能力が重要だと聞き、今のうちから自分でできることは身につけていこうと思いました。苦労ややりがいを聞いて、神経を使う大変な仕事だけど、人のためになる仕事なので、より栄養士になりたいという気持ちが強くなりました。

栄養士の仕事について実際に働かれている方の講話を聞き、幼稚園給食と中学校給食での提供形態が異なることを知りました。栄養士の業務は給食の献立作成から食材の発注、予算内に提供するための話し合いなど、沢山の仕事があるんだと思いました。アレルギーの子たちにも美味しいものを提供したいという思いから、アレルギーの子もおいしく給食を食べれるように工夫している事がすごく心に残りました。私も栄養士の資格を取るために一人ひとりの気持ちを考えて寄り添える栄養士になりたいと感じました。

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