栄養学科では実践力を持った栄養士を養成するため、学外施設での研修など様々な専門教育に関するプログラムを実施しています。その一環として、今年度は2年生前期科目である栄養士総合演習Ⅰにて2回にわたり大阪ガスハグミュージアム「hu+g MUSEUM」での研修を実施しました。第2回目の8月8日(木)には業務用厨房施設の見学とエコクッキングに関する講義を受講しました。

業務用厨房施設の見学では、HACCP(国際的な衛生管理の手法)に対応した機器や厨房施設、調理作業者の安全や負担軽減に配慮した調理器具や作業空間など、実物に触れて体験することができました。
また、エコクッキングに関する授業では、大阪ガスクッキングスクール インストラクター 管理栄養士 エコ・クッキングナビゲーターの小濱様より食品ロスやプラネットヘルスダイエットについて講義を受けました。

今回の研修は2年生にとって授業やで学んだ食品衛生や給食管理、そして食をめぐる環境についてより知識を深める貴重な機会となりました。研修後のレポートでも、今回の研修で学んだことを後期の授業や卒業後に活かしたいというコメントが多数みられました。

5月18日(土)に実施した第1回目の研修では防災教育や防災クッキングを受講しました。
2回にわたる学外での研修は、防災や災害時の調理、食や調理作業者の安全にかかわる厨房施設、そして食料問題についての講義と実践的な学びの機会となりました。

日程 : 8月8日(土)
場所 : 大阪ガスハグミュージアム「hu+g MUSEUM」
参加 : 栄養学科2年次生

教員 :坂井孝 教授(栄養学科長)、海老澤薫 准教授
内容 :業務用厨房施設の見学、エコクッキングに関する講義を受講「台所から食費ロスを考えよう」
協力 : 地域協働センター

【学生の感想】
HACCPを考慮しただけでなく、調理する人が安全かつ衛生的に使えるように工夫された設備や機械がたくさんあることを知りました。実際に見学しながら説明を聞くことでより深く学ぶことができました。大量調理実習の際に今回学んだことを振り返りながらHACCPをさらに覚えていこうと思いました。

授業以外でこのような体験を出来るのはとても貴重なことだと思いました。実際に現場で使われている機材や、衛生面の配慮を知って、大量調理をするときに心掛けようと思うところが増えました。

食品ロスのために、自分は何ができるのかと考えさせられました。
食べ残しをなるべく少なくして、過剰除去をしない切り方を学んだので、後期の大量調理実習に活かそうと思いました。

栄養学科×大阪ガスネットワーク株式会社×守口市危機管理室の産官学による「防災教育」―栄養学科2年生が大阪ガスハグミュージアムで防災研修受講― | 大阪国際大学短期大学部 (oiu.ac.jp)

栄養学科 | OIU VOICE – 大阪国際大学 入試情報サイト

ハグミュージアム/大阪ガス (osakagas.co.jp)