
2024年10月20日、鳥取市鹿野町河内 里山ベース(旧生活改善センター)で「果樹の里山まつり」を開催しました。
今年はいちじくが不作でしたが、くりやかき、いちじくの加工品、そして里山ベースにある石窯で焼いたピザを目当てに多くの地域の方々が来てくださいました。
鹿野ちゃれっじ メンバーは、河内の秘境と言われる法師が滝への道を歩いて楽しむ、「法師が滝フットパス」のイベントを開催しました。今回のフットパスイベントは私たちにとって特別な意味がありました。
法師が滝は以前から地域の方々や私たちが楽しんでいたエリアでした。しかし2023年8月の鳥取豪雨で滝への道や橋が崩れたり、流されてしまいました。そこで私たちにできることを考えました。果樹の里山のいちじくなどをレジンで固めたアクセサリーをイベントや大学内で販売し、その売り上げを全額、道の整備のために鹿野総合支所に寄付しました。小鷲河地区公民館長が中心となって、その寄付も活用して道や橋を改修してくださいました。
今回のフットパスは、公民館の館長さんと河内の果樹の里山協議会メンバーの2人がガイドになって下さり、新しくなった道を地域の方々と楽しむことができ、感慨深いひとときでした。
*「鹿野ちゃれっじ」とは鳥取市鹿野町の地域資源を活かした観光交流事業のことです。国際教養学部国際観光学科 久保 由加里教授ゼミ生は、鹿野町の強みの1つである、「農」をテーマに地域協働活動を行っています。鹿野町河内地区が取り組んでいる、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画して6年目を迎えました。この活動は鳥取県主催 令和2年度「令和新時代創造県民運動表彰」において最優秀賞を受賞しました。
指導教員:国際観光学科 久保由加里教授




