
完成したマップを奈良市観光協会へお渡し、主要な観光施設に置いていただくことになりました。
地域協働センターでは、学生が主体的に社会の課題やテーマに挑戦し、地域の賑わい創出や地域の魅力を発掘・発信する企画を募集しています。その採択企画をご紹介(最終報告)をします。
テーマ: ならまちにもう一度来たくなるような訪日外国人のためのマップ作り
活 動:2023~2024年度
団体名: COFT(Connected With Foreign Tourists )
代 表: 米田深由さん(国際教養学部 国際観光学科)
メンバー: 仁地茜音さん(国際教養学部 国際観光学科)
連携先:奈良市観光協会、奈良市観光経済部奈良町にぎわい課
コンセプト: 訪日外国人旅行者に向けて、有名どころから少し離れたところにある奈良の文化や歴史を感じてほしいという願いを基に、「もう一度ならまちに訪れたくなる」ようなマップのデザインを制作。有名どころを行った後に、制作したマップを見ることによって、「こんなところもあるんだ!いってみよう!」と思って実際に訪れ、奈良の歴史や文化を知ってもらうことが目的です。ならまちの神社や伝統的な町屋、カフェなどを実際に訪問してリスト化やマップのデザインを考案します。
※ならまち:近鉄奈良駅の南側、JR奈良駅の東側の範囲に位置する世界遺産である元興寺の旧境内を中心とする地域をさします。
奈良市観光協会を通じて置いていただいた案内所
・奈良市総合観光案内所
・近鉄奈良駅観光案内所
・奈良町南観光案内所
・奈良市観光センター「NARANICLE(ナラニクル)」、他
米田深由さんの感想 国際教養学部 国際観光学科
今回、ならまちのマップ制作にあたり、観光客の皆さんがよく行く場所以外にも、ならまちの魅力は溢れていて、それを知ってほしいという思いがあり、マップを制作しました。制作にあたり、各地に散策に行くだけでなく、海外の人にもわかるような英語表記があるか調査したり、寺院や店舗に交渉に行く必要がありました。大学生として学業を両立しながら、各地に承諾許可を得たり、マップ自体を英語に翻訳するということが大変でしたが、完成したマップを見て、制作してよかったという思いや制作にこれだけ時間がかかるということに気づきました。
直接完成したマップをお渡しした際には、皆さんも嬉しそうにマップを見てくださったので、制作側も嬉しく思いました。これから外国人観光客の方に配られ、このマップを見て観光してくださることが楽しみです。私自身もならまちの魅力を再発見しました。ご尽力いただいた皆様、ありがとうございました。
仁地茜音さんの感想 国際教養学部 国際観光学科
今回のマップ制作を通してならまちについてより知ることができました。地域全体に魅力があるのがならまちだなと感じました。海外の方向けのマップなので英語に訳すのが大変でしたが、完成した時はすごく嬉しかったです。完成品を渡した時はどんな感想をいただけるのか緊張しましたが、皆さん褒めてくださって嬉しかったです。

奈良市観光経済部奈良町にぎわい課様にご報告とご提供


奈良市総合観光案内所に置いていただきました。
(近代化産業遺産に認定されているJR奈良駅旧駅舎(昭和9年建築)を利用した観光案内所)

元興寺様にお渡ししました。
元興寺(佛法元興の場、聖教最初の地)は、日本最初の本格的伽藍である法興寺(飛鳥寺)が平城遷都にともない、蘇我氏寺から官大寺に性格を変え、新築移転されたお寺です。



奈良八景の一つ猿沢の池をフォトスポットに入れてます。

表面:地図(寺院、飲食、フォトスポットの番号を掲載)



裏面:表面の番号の具体的なご紹介

米田さん手書きのイラスト

お知らせ詳細:ミライに繋がる地域との協働・共創―共創部門(Co-Creation)の採択「ならまちのオリジナルマップの作成に挑む!」 | 大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部
お知らせ詳細:学生企画「ならまちのオリジナルマップの作成に挑む!」(中間報告)―ミライに繋がる地域との協働・共創―共創部門(Co-Creation)の採択― | 大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部