10月18日、大阪国際大学にて心理コミュニケーション学科のプロジェクト「フォトコミ」が開催された。
「フォトコミ」とは、写真を用いたコミュニケーションを通して、子どもたちの自己表現力や自己肯定感の向上を目指すプログラム。https://oiuvoice.com/photocom/
今回は「発見」というテーマで、枚方市教育支援センター「ルポ」の小学生と中学生の子ども達がプログラムに取り組んだ。
「フォトコミ」には初めて参加するということもあり、正門をくぐり大学に入った時は、見たこと無い景色や人に緊張している様子だった。
しかし、カメラマン相葉さんのカメラの説明や、大学生達と話していると次第に緊張もほぐれ、「発見」のプログラムが始まると足早に駆けだしていった。先ほどまで緊張していた景色に目を輝かせ、目に入った全てにシャッターを切っていた。
全員で「発見」を共有し、相葉さんからコメントを貰っている時も、恥ずかしそうにしながらも自然と笑みがこぼれていて、「楽しかった」ことがこちらにも伝わってきた。
今回撮影した写真にはそれぞれの思いがあり、私たちの目線からは撮れない一枚がたくさんあった。また、私自身が通っている大学でも「こんな場所あったんだ」と、新しい「発見」が出来てまたひとつ学べた。
今回参加してくれた子ども達には、レンズ越しに「発見」することで得た気づきや自分の思い、そして楽しさを忘れずにいて欲しいと感じた。
【文】心理コミュニケーション学科3年 清水 咲