経済学科の「プロジェクト演習Ⅱb(宇野クラス)」では、2024年11月26日(火)照明器具メーカー株式会社朝陽(https://www.choyo-net.co.jp/)の大阪守口工場において、見学と組立て・梱包体験を行う特別授業を実施しました。
当日は、まず会議室にて硲社長より学生たちへの熱いメッセージをくださり、北嶋課長からは詳細な会社説明をしていただきました。その後、工場内に移動し、照明器具の製造ラインでは組立て作業と梱包作業の様子を見学しました。
また、学生たちには実際の製品を使った最終組立てと梱包作業の体験をご用意いただき、熟練社員の方々の丁寧なご指導のもと、電動ネジ止めや商品シール貼り、段ボール組立て、テープ貼りなど慣れない手付きながら全員が終始楽しんで作業していました。
締め括りとして、会議室へ戻り、振り返りのディスカッションを行いました。訪問当初は緊張していた学生たちも、見学と体験を通して、また社長や社員の方々のお人柄もあり、和気あいあいとした雰囲気のなか話し合うことができました。
<学生の感想(一部抜粋)>
「照明の作り方からダンボールに入れるまでの流れを見学、さらに自分達でネジ締めとダンボールの梱包などの体験などもさせていただき、仕事を学ぶことができた。特にネジ締めは少しでも真っ直ぐに差し込まなければ変な音が鳴って商品を傷つけてしまうことや、シールを貼る際にも綺麗に貼らないとお客さんが買う際に選んでくれないことなども考えて作らないといけないので難しかった。」
「担当者を呼び出す音楽がラインごとに決められていて、誰が対象かすぐわかる工夫がされていた。」
「より早く不良品がないように製造するのは大変難しいことだと思うが、精密な手作業でこなしている作業風景は圧巻だった。」
「会議室も工場もとてもきれいで清潔な印象を受けました。」
「組み立てや梱包など実際やってみるとすごく難しく、従業員の皆さんを尊敬します。」
「電動のネジ止めが思っていた以上に難しかったです。同じ作業を繰り返すことは、単純であっても大変なことだと思いました。工場の中を見る機会はあまりないので、貴重な経験になりました。」
「社員さんや社長さんがとても優しく話しやすかったです。ネジ止めや梱包体験をさせていただいた際にも、焦らないよう丁寧に教えてくださいました。慣れない作業に手を震わせながらやりましたが、社員さんたちの作業姿は自信に満ち溢れていてかっこよかったです。」