本学国際教養学部国際観光学科の五月女賢司准教授が、文化庁文化審議会の臨時委員(第1期文化施設部会)に任命され、1月に文部科学省で開催された第1回会合に出席しました。
博物館や劇場・音楽堂などの文化施設は、人々の生活を豊かに彩る重要な存在です。近年では、観光の中心的な役割を果たすと同時に、社会の在り方を考え、課題解決に向けて取り組む場としての役割も期待されています。しかし、その一方で、これらの施設の基盤となる人材、予算、設備の不足や脆弱性が課題として指摘されています。
こうした背景のもと、文化庁は文化審議会内に新たに「文化施設部会」を設置しました。同部会では今後、人口減少社会における文化施設の運営方法や、社会における文化施設の在り方について幅広い議論が行われる予定です。
文化審議会文化施設部会の詳細につきましては、以下のリンクをご参照ください。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/hakubutsukan/94153602.html