地域協働センターでは、学生が主体的に社会の課題やテーマに挑戦し、地域の賑わい創出や地域の魅力を発掘・発信する企画を募集しています。
2024年度の採択企画の活動をご紹介します。

募集企画:「ミライに繋がる地域との協働・共創」―あなたのつながる力が、まちの未来を創る―
テーマ:果樹の里山 いちじく観光農園イベント
団体名:鹿野ちゃれっじ2024
代 表:鶴岡えみりさん

活 動:①学生新メンバー対象の現地ツアー、②いちじく狩り→栗拾いイベント、③果樹の里山まつり

*「鹿野ちゃれっじ」とは鳥取市鹿野町の地域資源を活かした観光交流事業のことです。国際教養学部国際観光学科 久保 由加里教授ゼミ生は、鹿野町の強みの1つである、「農」をテーマに地域協働活動を行っています。鹿野町河内地区が取り組んでいる、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画して6年目を迎えました。この活動は鳥取県主催 令和2年度「令和新時代創造県民運動表彰」において最優秀賞を受賞しました。

①学生新メンバー対象の現地ツアー

今年度、鹿野ちゃれっじ*メンバーは地域協働センターの学生企画を7月8日(土)、9日(日)に「鹿野ちゃれっじ2024」の新メンバーたち対象の現地ツアーをおこないました。

②いちじく狩り→栗拾いイベント

2024年10月5日(土)に果樹園のイベントを開催しました。当初はいちじく狩りを予定していましたが、生育が芳しくなかったため栗拾いに変更し開催しました。

地域の果樹園では、今まで体験農園を運営できていなかった背景があり、今回の学生企画を通して地域の方々と学生が一丸となってイベントを開催することができました。

地域のことや果樹園を知ることができるMAPを作成し、果樹園に関わる方々の思いが参加者に伝わるように作成しました。

今回イベントを開催するにあたり、「ミライに繋がる」をテーマにイベントを企画したので、参加者に地域の魅力が伝わるよう工夫できました。

当日は地域の方々が果樹園に集まり、賑やかな雰囲気の中イベントを開催することができました。

今後も継続的にイベントを開催したいと考えております。またみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

③果樹の里山まつり

2024年10月20日(日)に果樹の里山まつりを開催しました。

内容は下記です。
・ピザの販売
・果樹と野菜の販売
・大阪国際大学主催の法師ヶ滝フットパス
・果樹の里山アクセサリー販売

多くの方が訪れてくださり、盛況のうちに終了いたしました。

2024年度の新たな取り組みとして企画した「法師ヶ滝フットパス」は、今までの鹿野ちゃれっじの活動から生まれたお金を寄付し、鳥取豪雨の災害を受けた法師ヶ滝の復旧作業が完了したことで開催に繋がりました。

そして、復旧作業に取り組んでくださった地域の公民館の館長と合同でフットパスを行いました。

ここでできた繋がりや、美しい自然を大切に今後もフットパスを開催いたします。

2024年度 果樹の里山まつりにご来場いただきありがとうございました。