2019年12月8日にアプラ高石で行われた第47回日本の心と美の祭典全日本きもの装いコンテスト/きものフェスティバル 関西大会に留学生別科生2名と別科修了生1名が参加しました。
 このコンテストは鏡を見ないで舞台に立ち、一人でいかに美しく装うかを競います。また、出来上がりだけではなく装うプロセスの美しさも採点の対象となります。
 「振袖の部」「留袖の部」「カジュアルの部」「子供の部」「外国人の部」「学校対抗の部」の各部門に分かれて、きものの装いの技を競います。  なお、平均装い時間は約5、6分と大変短い時間になっています。
 留学生別科生のI DEWA GDE ANOM SEGARAGIRIさん(インドネシア)、MAHARDIKA PUTRA PRATAMAさん(インドネシア)は9月に来日したばかりのわずかな時間の中、また、別科修了生の湯娜さん(中国)は子育てや仕事の合間に一所懸命練習に励み、3人共「外国人の部」で出場しました。そして、結果は、湯娜さんが2位にANOMさんが3位に入賞という輝かしい成績を収めました。
 次は4月に東京で行われる世界大会となりますが、残念ながらANOMさんは留学期間が終了し帰国するため出場は断念となります。湯那さんは出場予定ですので、頑張って欲しいです。DIKAさんは残念ながら入賞とはなりませんでしたが、モダンなきものの着こなしで司会者に多くのインタビューを受けていました。
 12月17日(水)に、本学留学生別科設立当初から装道の授業を担当されている寺久保先生と出場した留学生たちは学長、副学長を表敬訪問し、成果を報告しました。
 日頃の装道での授業の成果をコンテストで大いに発揮でき、日本留学の心残る思い出の1つとなりました。