土居商店街の活性化について,経営経済学部2年・3年生ゼミ生による戦略企画を守口市役所地域振興課と商店街理事長に提案,従来にないアイデアで高い評価を受けました。

 経営経済学部のセミナーⅡb,セミナーⅢbにおいてそれぞれ取り組んできた土居商店街の活性化,具体的には地域創造支援事業として守口市が取り組むテーマに対し,学生が授業の中で取り組んできた結果を守口市,商店街,大阪国際大学とのパネルディスカッションで議論するという機会をいただき,2021年1月13日に商店街で実施しました。
 コロナ禍の中,学生からは, 2年生代表の岡本 嶺太さん,3年生代表の西本 芽依さんの2名が発表者として参加し,2年生は商店街のさまざまな余り物,廃棄予定物の再利用として,集めた余り物をお弁当に再加工して販売するという現代社会における重要なテーマであるSDGsを商店街の大きなミッションにし,今後の商店街の新しい活性化にチャレンジする企画です。
 3年生は商店街そのものの価値を再定義し,物販を中心とした商店街からコミュニティとしての機能を拡充し,幅広い年齢層,さまざまな人たちがコミュニティサロンを通して交流するという人との繋がりの場を作ることで活性化を図るという企画です。
 2つの企画,市役所,商店街どちらの方々からも高い評価を受け,これから実際にどう進めていくかという議論になり,2つを別々に捉えるのではなく両方をうまくミックスさせて進めていくのがいいということになりました。今後の進展が楽しみです。

【経緯】
 経営経済学部サービス地域活性化コースに対し,守口市地域振興課から都市構造再編集中支援事業の関連事業である地域創造支援事業の協力について依頼があり,具体的には土居地区一帯の整備計画に伴う関連事業としてワークショップを実施する上で,土居商店街一帯の地域活性化、特に商店街空き店舗対策について学生に協力依頼がありました。これを受けて経営経済学部サービス地域活性化コースの2年・3年のセミナーの後期授業におけるテーマの一つとして,土居商店街活性化を取り上げ,グループワークを行ってきました。
 そのグループワークの成果を,守口市,商店街,大阪国際大学が集まった中パネルディスカッションで議論する機会が,2021年1月13日に商店街であり,2年・3年各1案ずつ発表し,意見を頂きました。2つの企画に対し,市役所,商店街どちらの方々からも高い評価を受け,これから実際にどう進めていくかという議論になり,2つを別々に捉えるのではなく両方をうまくミックスさせて進めていくのがいいということになり,引き続き取り組んでまいります。

【関連】

経営学科
https://www.oiu.ac.jp/gakubu/keieikeizai/keiei/index.html