「鹿野ちゃれっじ」とは鳥取市鹿野町の地域資源を活かした観光交流事業のことです。国際教養学部 国際観光学科 久保 由加里教授ゼミ生は、鹿野町の強みの1つである、「農」をテーマに、鹿野町河内地区で、耕作放棄地を果樹の里山に創り上げる活動に参画しています。2020年度は国土交通省の事業として採択されています。
この活動は、「果樹の里山協議会」を中心として、地元住民、地元出身のデザイナーやカフェオーナー、鳥取大学生、そして久保ゼミ生のメンバーによって組織されています。また、大阪国際大学内のイタリアンレストラン、Caffe Giardinoもメンバーの一員です。そこでは、果樹の里山イチジクジャムを販売し、学生の活動をご支援いただいています。
このたび6年間の地道な活動が実り、鳥取県主催 令和2年度「令和新時代創造県民運動表彰」において最優秀賞を受賞しました。今年度、河内地区ではじめての「果樹の里山まつり」を開催することができました。このイベントは、私たちの取り組みへの共感を呼ぶとともに、これまで知られていなかった河内地区の新たな魅力発見ともなりました。この活動においてゼミ生の、観光の力を地域交流に活かした企画力と実行力が高く評価されました。
この活動につきましては「2021年3月1日 日本海新聞p.20」に掲載されています。