心理コミュニケーション学科が毎年行っている海外研修旅行、目的地をこれまでのベトナムから韓国ソウルに変えるとともに、今年度はコロナ禍に対応してリアルな現地訪問研修とリモートでのオンライン研修を組み合わせた形での実施を計画しています。
まずは6月25日に本学とソウルを結んでオンライン研修が行われました。培花女子大学の学生3名と心理コミ学科生11名との交流会では互いの興味あるファッションの紹介や最近の流行についての意見交換で盛り上がりました。そのあと、ソウル市内のアパレルショップ「J」とZoomを介して衣服・アクセサリーの買い付け実習を行いました。3チームに分かれた学生たちは店員さんの説明を聞きながら品定めし商品を購入しました。
そうやって買い付けた商品は、7月13日と15日の2回、昼休みの時間帯に本館イベントホールにブースを出す形での販売実習に用いられました。学生たち自身の手で現地で仕入れてきたファッションを販売する形で日本に紹介する、というこの企画には、前回の海外研修の際にベトナムのファッションを紹介した経験と、心理コミ学科で行ってきている古着屋プロジェクトの販売実習のノウハウが活かされています。
このたび学生たちは予算枠内で買い付けたファッションを販売・紹介するという「他者への働きかけ」を学びましたが、状況次第では今年度末、あるいは来年度に予定されている現地訪問研修で、自分たちの好きなファッションを購入することを、そしてまた今回交流した現地学生たちと直接再会することを、楽しみにしています。