京阪×カゴメ×大阪国際大学による特別企画、「ウォーキング講座&食と健康講座」が9月1日(水)に大阪国際大学で開催されました。
この特別企画は、3年前からスタートした人間科学部 人間健康科学科とカゴメ(株)との協働事業である「食と健康プロジェクト」の拡大版として、京阪ホールディングス(株)さんにも参加して頂く形で立案されたものです。
この企画を立案したのは、人間科学部 心理コミュニケーション学科4回生の小林由季さんです。彼女は卒業研究と就職活動で多忙な4回生ですが、本プロジェクトにも精力的に取組んでいます。
今回の特別企画は2つのイベント、すなわち9月1日(水)に実施した「ウォーキング講座&食と健康講座」と、9月29日(水)に実施する「京阪電車で行く伏見まちあるき」で構成されています。この企画はコロナ禍にあって自粛生活を余儀なくされている方の健康生活をサポートし、前向きになっていただくことを目的としています。
「ウォーキング講座&食と健康講座」には、コロナ禍ではありますが、地域の方25名が参加されました。なお、ウォーキング講座は、人間科学部 スポーツ行動学科 准教授の新村由恵先生が、「楽しく歩いて健康長寿!」と題して、歩くことの素晴らしさや正しい歩き方などについて、お手本を見せつつ、参加者にも身体を動かしてもらいながら分かりやすく解説されました。また、食と健康講座は、カゴメ 野菜と生活 管理栄養士ラボの鈴木輝久さんが、健康管理の中でもコントロールが難しい「良い食習慣」について、食事の選び方や食べる量、食べる順番などについて、クイズを織り交ぜながら分かりやすく解説されました。
講座終了後には、カゴメ(株)によって開発されたベジチェックという測定器で、参加者を対象に野菜摂取レベルと推定野菜摂取量が計測されました。なお、参加者には次回の伏見まちあるき(9月29日開催)まで、積極的に野菜摂取に取組んでいただき、当日の測定で値が上昇した方にはプレゼントを用意するといった工夫も盛り込まれています。
また、本企画への参加者には、カゴメ(株)の野菜ジュースが参加賞として配付されましたが、その野菜ジュースには、学生が考案したオリジナル絆創膏が添付されています。絆創膏には、1)ウォーキング時に足に傷ができた時に使用して欲しい、2)ばんそうこうは持ち運びがしやすい、3)コロナ禍にあって自粛生活で疲弊している皆さんの心にもばんそうこうを貼る、といった意味や理由があります。企画立案者である小林さんは、当日の司会を担当しながら、そういった思いも皆さんに伝えていました。
最後に、次回の伏見まちあるきで皆さんにお会いすることを約束して講座を終えました。
司会進行をする小林由季さん
新村先生による講座風景
鈴木さんによる講座風景
ベジチェックによる測定