大阪の桜が満開になった4月2日午後1時半から、大阪市北区の大阪国際会議場メインホールで、2022(令和4)年度大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部の入学宣誓式を行いました。大学院1人、大学625人、短期大学部247人、留学生別科13人が、新しいスタートを切りました。
 ソプラノ歌手の田中裕子さんの「君が代」独唱で式が始まり、宮本郁夫学長が入学許可を宣言。新入生を代表して国際教養学部の米田深由さんが「世界の平和と人類の幸福に向けて若い力でその実現に挑戦する」と宣誓しました。
 宮本学長は式辞で、建学の精神である全人教育を基本にグローバル人材の育成を目指していることを紹介。そしてコロナ禍が続く中、学生生活に不安を抱える新入生に対して、学内では徹底した感染予防対策を施しているので、安心してキャンパスライフを楽しみ、学業を全うしてほしいと強調しました。そのためにはひとり一人が定められた「コロナ感染予防ガイドライン・行動指針」を遵守し行動することが前提であることも付言しました。さらに日本や世界が大きな変化への対応を求められる時代、withコロナの時代を乗り切り、「皆さんとともに新しい教育スタイルを創造していきたい」と力強く述べました。最後に新入生への要望として、「海外へ出ること」「クラブ活動をすること」「地域交流のボランティア活動に参加すること」の3つに挑戦してほしいと伝え、英語で締めくくりました。
 学園の奥田吾朗理事長は、自身の体験を元に「節目」について触れ、それぞれの「一歩を踏み出そう」と激励しました。そしてOIUの3つの文字の意味を解説し「夢を描き、志をもって、世界とつながってほしい」と期待を述べました。
 宣誓式終了後、学友会役員9人が舞台に上がり、梅野衣里(えり)会長が少し緊張した面持ちで、充実した学生生活を送るために「自問自答すること」「交流の輪を広げること」、そして学友会とともに「楽しい学生生活を送っていきましょう」と呼びかけました。

 今年度の入学宣誓式も、新型コロナウイルスの感染状況に鑑み、式典会場には新入生のみが出席し、保護者の方には別会場もしくはご自宅などで、ライブ配信(YouTube)を視聴していただく形式としました。

令和4年度学長式辞

会場の様子

保護者会場

学長式辞

理事長祝辞

新入生代表による宣誓(米田深由)

在学生(学友会)歓迎の言葉