経営経済学部では課外の「サブセミナー」を開催し、学生が卒業後のキャリアを描くための知識を得て、モチベーションを高める機会を提供しています。
 11月1日(火)5限には、茨木市議会議員の米川勝利氏をお招きし、「議員の仕事と茨木市の地域活性化の取り組み」というテーマでご講演いただきました。米川氏は30代半ばながら茨木市議会議員として10年近いキャリアをお持ちで、日々、茨木市のために活動しておられます。
 当日は、地方議会と自治体の役割についてお話しいただいた後、市民会館跡地を活用したIBALAB(いばらぼ)をはじめ、茨木市の地域活性化の取り組みの事例について、写真や動画を交えながらご紹介いただきました。
 以下の学生からの感想にも見られるように、具体的な事例を通じて、自治体が実施する地域活性化の意義について学ぶことができました。

〈学生のおもな感想〉
・IBALABについて、行政側が禁止事項を示すのではなく、市民自らが考えて場を創っていくという考え方が興味深かったです。
・行政が市民と「つくって」「つかって」を繰り返して交流する場のあり方はとても素晴らしいと感じました。
・さまざまな世代が同じ場所で過ごせる空間があることは、住民にとっても幸せなことだと思いました。
・ご紹介いただいた事例から、地域をより魅力的にするため、またその地域の住民がより暮らしやすくするため、地域活性化は必要だと改めて感じることができた。
・「公共空間は誰のためにあるのか、管理者目線ではなく利用者目線で考えるべき」というお話がとても印象的だった。