経営経済学部では課外の「サブセミナー」を開催し、学生が卒業後のキャリアを描くための知識を得て、モチベーションを高める機会を提供しています。
11月22日(火)5限には、経済学科・公務員コースのサブセミナーで、KADOMA中学生勉強会を主催されている現役公務員の八上真也様をお招きしました。このKADOMA中学生勉強会は、子どもたちが学べる「居場所」づくりを目指して、八上様が大学生のときにご出身の門真市で始められた活動です。八上様からは、この勉強会を始めたきっかけや現在の取組内容、勉強会の背景にある子どもたちを取り巻く教育環境の問題、ご自身の公務員としての仕事内容などについてお話しいただきました。
以下の学生からの感想にも見られるように、普段の授業では得がたい現場の実態や課題、実践などについて知る貴重な機会となりました。
〈学生のおもな感想〉
・時間が調整しやすい学生のうちに、もっと自分のやりたいことに挑戦するべきだと改めて感じた。
・働くうえで人とのつながりや信頼関係をつくることは重要だと気付いた。
・子どもの学力と家庭の収入の関係について知ることができ、なぜ支援が必要なのか理解できた。
・同じ大阪府内でも予想以上に学力の差があることや、障がい者の方の賃金の低さに驚いた。