本学卒業生の下元啓大さんが映画「ヒゲの校長」の自主上映会を開催し、本学のボランティアバンクの学生がスタッフとして参加しました。
上映会の開催趣旨は、下元さんが映画製作者の思い『ろう者の文化や手話を知るきっかけを広げたい。ひいては言語や文化が違う人たちが共存する社会になって欲しい』に賛同し、本映画の上映会を通じて、多くの方の関心の醸成を図ることです。ボランティアバンクの学生たちは、手話を交えて来場者へおもてなしをいたしました。
下元さんは、関西エリア自主上映会実行委員会の代表として活躍し、寝屋川市だけでなく、関西エリア内でも上映会を開催する予定です。
※「ヒゲの校長」…100年前に、手話やろう児・者を守るために奔走した教師たちの実話を映画化。
学生:6名
日時:1月14日(土)
会場:寝屋川市立地域交流センター(アルカスホール)メインホール
後援:寝屋川市、寝屋川市教育委員会、他
映画「ヒゲの校長」上映予定 (peraichi.com)
ボランティア参加学生
河野 颯斗さん(1年次生)の感想
① 受付内容
パンフレットの提供、手話通訳などをしました。こんな経験は初めてなのでワクワクしました!
② 映画の感想
高橋校長先生の権力に負けず手話を守る姿勢は本当にすごいと思いました。もし、高橋先生がいなかったら耳が聞こえない人にとっては苦しい生活のままだと思います。涙が出ました。
③ 今後、大学での学びや活動で活かしたいこと
今回のボランティアを通じて、コミュニケーションが1番大切と学びました。サークルや大学の生活でもコミュニケーションを取ることを意識して活かしていきます。楽しくボランティアできて嬉しかったです!
礒部 愛さん(3年次生)の感想
① 受付内容
私は、パンフレット販売の担当をさせて頂きました。オンラインで先に購入済みのお客様や現金払のお客様に手話を使いながら販売しました。
② 映画の感想
最近、手話を覚えたいと思っていたので、このタイミングでこの映画を見てとても良かったです。ろう学校の歴史を知ることができたのが大変良かったです。
③ 今後、大学での学びや活動で活かしたいこと
卒業論文で聴覚障がいについて執筆したいと思っているので、このボランティアで覚えた手話、習得済みの手話、鑑賞した映画等を卒論に活かしていきます。
手話で表現した「ありがとう」
左手の甲に、指先を前に向けた 右手を垂直にのせてから、 右手を上げる
卒業生の下元啓大さん(右)
【関連】
下元さんの学生時代の活躍の一例
お知らせ詳細:「学生チャレンジ制度―Challenge The Global Mind―」の学生による報告会を開催! | 大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部 (oiu.ac.jp)