経営経済学部 経済学科「プロジェクト演習Ⅱa(2023年前期)」(小竹森クラス)では、実践的かつ主体的な学びをPBL(Project or Problem Based Learning)教育の手法を用い、大学のキャンパスがある、守口市よつば小学校区の「安全・安心なまちづくり」を考えました。

 まず、4・5人のグループを3つつくり、チームビルディングを通じて主体性や協調性を身に着け、グループ内の信頼関係を築きました。
 次に、それぞれのチームで地域の課題に仮説を立て、何を調査するのかを検討し、地域の方々へのヒアリング内容を検討しました。
 そして、実際によつば小学校区へフィールドワークに出かけ、地域の方々へのヒアリングや、交通面における危ないところなどの調査をおこない、調査の情報を基に、模造紙で成果物(マップとヒアリングのまとめ)を仕上げました。

 授業の最終回は、3つのグループの調査の報告会を開催し、「よつば地域コミュニティ協議会」小野会長をはじめ7名の方にお越し頂き、ご講評を頂き「よくそこに気づいてくれた!」とのお褒めの言葉も頂戴しました。

◆学生の学び・気づきなど

・フィールドワークで地域の方々と触れ合うことができ、大学に通っているだけでは分からない地域のことを知るきっかけとなり、もっと地域のことが知りた
くなりました。

・実際に地域の方とのお話をしないと、分からないことが多くあることに気づ
きました。

・地域の方同士のコミュニケーションを大切にしていることが理解できました。

・地域の人に、自分たちの調査で見つけたポイントを褒めて頂き、やりがいを
感じました。

 暑さ厳しい中、学生の報告会へ足を運んで頂き、発表にご講評頂きました「よつば地域コミュニティ協議会」のみなさま、本当にありがとうございました。

(担当:小竹森 晃)