日本初「VVVフェンロ」の海外研修プログラム
「VVVフェンロ海外研修」は、オランダのプロサッカーチームVVVフェンロの協力のもと、スポーツビジネスを体験して学ぶプログラムです。VVVフェンロが日本の学校法人とパートナー契約を結んだのは、クラブチーム約110年の歴史の中で、今回が初めてです。研修中は、クラブチームのスポンサーである現地企業を訪問するほか、オランダとドイツのスタジアムで試合を視察するなどして、さまざまな視点からスポーツビジネスを考えます。
VVVフェンロは、オランダのサッカーチームです。かつては本田圭佑選手や吉田麻也選手が所属し、現在は大津祐樹選手が活躍しています。2013年9月9日、このクラブチームと提携して行われる海外研修に、8名の学生が参加しました。
研修初日は、VVVフェンロの方に、クラブチームの経営方法などについて、話をうかがいました。学生たちが驚いたのは、VVVフェンロには、100社以上のスポンサー企業がついていること。サッカーチームに対する信頼の大きさや、サッカー文化が社会に根付いている事実を、実感できるお話でした。 |
その後、スタジアム内を見学すると、スポンサーが集まる「ビジネスラウンジ」を発見。そこでは、スポンサー企業の社員たちが、ドリンクを片手にリラックスして試合を観戦していました。VVVフェンロは、スポンサー同士が気楽に交流できる場所を設けて、ビジネスチャンスを作るお手伝いをしているとのこと。スポンサーを支えるというチームの意識と取り組みに、感心する学生たちでした。 |
続いて訪問したのは、VVVフェンロを支えるスポンサー企業です。メインスポンサーであるシーコン・ロジスティクス社をはじめ、日系企業の欧州拠点や現地企業にお伺いしました。そこでは、学生の不慣れな英語を一生懸命聞いてくださる現地スタッフの方や、オランダで働いている日本人駐在員の方々が、学生たちの相手をしてくださいました。誰もが親切で仕事熱心。その姿勢に学生たちは刺激を受け、貴重な時間を過ごしました。 |
このほか、オランダとドイツで1回ずつサッカーを観戦する機会がありました。どちらもスタジアムは超満員。選手と観客が一緒になって、全力でサッカーを楽しむ空気がありました。その一体感に感動しながらも、学生たちは、オランダとドイツの客層や試合運営の違いをチェックし、ビジネス的な視点でサッカーを分析しました。
短い期間でしたが、めったに味わえない経験や、すばらしい出会いが、ぎっしりつまった9日間でした。帰国後、研修報告会で9日間を振り返り、学生たちは、研修で得たものを自分の力に変えて、それぞれの目標に向かって一生懸命進んでいくことを約束しました。
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