絆のメモリー
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54地域課題に取り組む研究授業地域課題に取り組む研究授業学生の視点から見えた課題と地域研究の成果子ども・子育て班(アンケート)広報・プロモーション班国際交流班子ども・子育て班(絵本製作)守口市や地域の課題解消のために研究を進めた各班の皆さんに、研究の成果や今後の課題について話を聞きました。(1)5歳児を持つ保護者(70人)を対象に子育てにおいての心配事や希望をアンケートにより聴取し、その結果をもとに学生の視点による調査を実施した。(2)それぞれの目線から見えてくるニーズについて、比較・関連づけ・総合することで現状の課題の解消につなげるための方策を検討した。(3)子どもの目線に立った時の歩きタバコのリスクを広く周知するとともに、道路の狭さや、見通しの悪さなどを提案し、ポイントごとに改善することで、子どもの安全安心を確保し、ファミリー層が住みやすいまちづくりを進めてほしい。(1)婚姻届を出す人が結婚の幸せをインスタグラムなどのSNSで発信することを促すモニュメントを市役所内のスペースに制作した。(2)婚姻届を提出する平均的な世代を考え、「インスタ映え」を意識し、モニュメントの大きさやポジションを検証し制作・設置した。(3)婚姻届を提出したご夫婦など多くの皆さんに、記念となる写真を撮ってもらいたい。また、市役所内にインスタ映えするスポットができることにより、SNSなどでの拡散を促進する起因となり「守口市」のPRの一助にもなることを期待している。(1)守口市国際交流センターで実施しているいろいろな取り組みに参加している在住外国人と、大阪国際大学に在学する外国人留学生との交流会を開催することを企画した。(2)守口市に住む外国人が抱える悩み事や、言葉の壁など気になる点をまとめ、交流会に向けて留学生、地域、大学生が、どのような役割意識で取り組めば成功につながるかを検討した。(3)今回の交流会をきっかけとして、市内に住む外国人が、子育て世代や、高齢者などとの地域に根ざした交流にも積極的に参加できる環境を作ってほしい。また、2020年の東京オリンピックを見据え、守口市でも国際交流の場を多く作ってほしい。(1)子どもの歯の健康を分かりやすく、また情操教育の一環として親子で楽しめる手作り絵本を製作した。(2)むし歯や歯みがきの必要性について知識を深め、小さな子どもでも見やすく、理解できるよう工夫した。(3)親が子に本を読み聞かせる時間を作ることで、親子の絆を育み、子どもが歯の健康について興味を持ち進んで歯みがきをできるようになってもらいたい。市の幼児健康診査への利用や、認定こども園、保育所、幼稚園や子育てに関する施設に配架するなど、子育て支援活動にも活用してほしい。(1)活動の内容 (2)どのように研究を進めたか(3)成果をどのように行政や地域で活用してほしいか市役所1階ロビー防災班(中学生向けリーフレット)官・学・地域が一体となって防災班(小学校低学年向けリーフレット)防災班(小学校高学年向けリーフレット)(1)中学生に向けた内容として発生時の対応や、自助・共助の概念も含め、地震についての防災意識を高めるリーフレットを作成した。(2)中学生として災害に対する知識を持ってもらうため製作者側としても市の危機管理室の協力を得ながら、より深く地震・災害について調査・研究し、中学生が興味を引く構成を心掛けた。(3)授業などで活用することで、若年層から防災意識を高め、災害発生時には自らの安全を確保をした上で、高齢者や小学生などの避難誘導など、中学生ができる自助・共助の精神を育む教育を進めてもらいたい。 学生が地域を少しでも身近に感じられる、また自分たちなりに地域に関わってみる機会を作れないか…そんな思いから「地域研究」の授業に取り組み始めて、今年で3年目となります。 今年は、守口市、市国際交流協会の皆さんからの「ミッション」に学生が取り組むという、新たな試みにチャレンジしました。 受講生は全員、短期大学部の2年生で、普段まちづくりなどを専門に学ぶ学生でもなく、また守口市に住む学生も少数です。学生たちの活動が、市の問題解決や活性化にどれだけ寄与するものであったのかは心もとないですが、活動を温かく見守っていただき、「自分たちの声を聞いてもらえる」「自分たちのアイデアが実際に形になる」という貴重な経験をさせていただきました。今後も、学生が地域に関わる機会づくりに、微力ながら取り組みたいと考えています。大阪国際大学短期大学部ライフデザイン総合学科古田雄一(1)小学低学年向けに防災の情報を分かりやすく興味を持てるリーフレットを作成した。(2)小学校低学年の読解力や知識を考え,大学の幼児教育の先生にも協力を得ることで、視覚を重視した分かりやすい内容を検討した。(3)各小学校に配布することで、防災の意識を小さな頃から養うとともに、防災学習に役立ててほしい。常にランドセルに入れておくことで、地震が突然起きても大丈夫なよう、備えの一つとして活用してほしい。(1)地震についてまず班で研究し、小学生が分かるように、地震の発生や避難に関することについて分かりやすく説明した地震対策リーフレットを作成した。(2)市の危機管理室の職員からのアドバイスを受け、市の特性やハザードマップを参考に小学生が理解しやすい内容を検討した。(3)地震に対する備えを意識するため、地震が起きたとき、身の回り利用法など、どのように避難すれば良いかという情報や、持ち物や避難場所も、自ら記入するようにした。学校での授業に活用したり、家族で対策ブックの内容を共有してほしい。地域づくり保育や子育て支援の分野に就労を希望する方を対象に、本学では包括連携協定を締結する守口市・門真市との委託契約に基づき、守口キャンパスに於いて「子育て支援員研修会」を開催しています。担当:短期大学部 幼児保育学科教員幼児保育学科が本学近隣の親子に対する子育て支援を目的として、定期的に開催している。(担当教員:短期大学部 幼児保育学科)短期大学部ライフデザイン総合学科の2年次生対象科目「地域研究」(担当:古田雄一講師)の授業において、守口市役所(こども政策課、広報広聴課、危機管理室)および公益財団法人守口市国際交流協会にご協力いただき、学生が守口市の課題の解決に取り組む活動を行った。子育て支援員研修講座守口市の広報誌「広報もりぐち」9月号に掲載。・8月4日・9月22日・10月27日・12月1日・12月15日・2月2日・3月2日番外編・2月27日「木片を使ってつくろう」(担当:角地 佳子 准教授)「親子で楽しくリズム遊び♪」(担当:福井 真裕子 准教授・光本 諭史 助教)「親子で遊ぼう」(担当:玉井 久実代 講師)「手作りゲームで遊ぼう!」(授業の一環)「クリスマス会コラボ」(ボランティアのみ派遣)「劇発表を見に行こう」(授業の一環)「身体を使って楽しもう!」(担当:時森 美智子 非常勤講師)寝屋川市立子育てリフレッシュ館(リラット)とコラボ開催「親子リトミック」(担当:井本 英子 非常勤講師)子育て支援のひとつとして「わくわくランド」を定期的に開催守口市役所との連携授業-地域研究- 大阪国際大学短期大学部幼児保育学科 子育て支援「わくわくランド」のご案内主 催:大阪国際大学短期大学部幼児保育学科※事前申し込みが必要です。※学生の学びの報告や短大の広報活動、研究活動でわくわくランドの写真をホームページ、研究論文等に掲載・活用させていただくことがあります。あらかじめご了承ください。※質の高い保育者の養成を目指す本学の取り組みにご理解とご協力をよろしくお願いいたします。第1回「木片を使ってつくろう」日 時 : 8月4日(土).10時~11時定 員: 30組対 象 者:大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部近隣の幼児、小学生とその保護者参 加 費:無 料会  場: 大阪国際大学4号館1階 (守口市藤田町6丁目21番57号)駐車場はありません。服  装:動きやすい服装でお越しください。持 ち 物:暑い時期ですので水筒等ご持参ください。申込・お問い合わせ先について:詳しくは裏面をご覧ください。わくわくランドどんどんつもう!どんどんつなげよう!221131.手作りゲームで遊ぼう!2. 木片を使ってつくろう3.第1回わくわくランドのチラシ1.広報・発信班:守口市役所の1階ロビーには、広報・発信班が作成したインスタグラムで結婚の幸せを発信するモニュメントを設置しています。元々は婚姻届を提出した方々の記念撮影を想定して作られましたが、家族連れなど幅広い人にも使っていただき、市の魅力発信の一環につなげています。2.守口市役所の各担当課と学生との意見交換子ども・子育て班:絵本の製作<学生が取り組んだテーマ>① 子ども・子育て班 (子ども向け絵本の製作、子育てしやすいまちづくり に向けたアンケート)② 広報・発信班 (市役所庁舎内のInstagram映えするスポットの製作)③ 防災班 (子ども向けの防災啓発冊子の提案・作成)④ 国際交流班 (国際交流に関する調査や自分たちにできる企画の 立案・実施) 開催前期(7月,8月):守口市後期(11月,12月):守口市・門真市※子育て支援員研修講座:国の子ども・子育て支援新制度に基づき、保育や子育て支援分野の各事業での従事希望者 を対象に知識や技術を習得するための全国共通の研修。受講修了者は、全国共通の「子育て支援員」(民間資格)と して認定。10

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