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課外教育センター主催シンポジウム
「世界で活躍するために!」開催

14/03/27

  平成26年3月16日(日)奥田メモリアルホールにて課外教育センターが主催の「世界で活躍するために!」をテーマにシンポジウムが開催されました。

  今回開催されたシンポジウムには約200名近い参加者がありました。
  開会にあたりまして久保田豊司副学長から挨拶をいただきました。
「課外教育センターは一昨年、正課の大学授業と同様に課外教育においても全人教育を具現化するために学生教育の大きな柱として位置づけられました。一般的には課外活動は学生の自治的な活動として行われていますが、本学においては教育の一つの柱としているのが他大学と異なるところだと思います。今回のシンポジウムは『世界で活躍するために!』をテーマに3名のシンポジストに貴重なお話を頂きます。スポーツは一般的に心・技・体といった心理的要素、技術的要素、そして体力的要素が総合的に出せた選手が活躍するといわれています。最近では心・技・体の他に戦略・戦術を組み入れなければ世界では活躍できないといわれています。今回お話をいただくシンポジストはそれぞれの競技種目で実績を残されています。そこでは経験の一つ一つが積み重なって最終的には目標に到達していきます。世界で活躍するためには、果たして素質だけでいくのか、また一つの新しい発見だけで本当に世界で活躍することができるのか、今回の話の中で意外なところにヒントがあるかもしれません。今回のシンポジウムを通して会場の皆様にはパフォーマンス、モチベーション、チーム作り、今後の活動・活躍の何かのきっかけになれば幸いかと思います。」

  シンポジストからは世界で活躍するまでの苦悩や努力、またプロセスをお話しいただきました。
  その後、コーディネーターとして小倉幸雄教授とシンポジスト3名によるディスカッションが行われました。

  会場からは体育会所属クラブの学生から多くの質問が出ました。時間がオーバーしてしまいましたが、チーム作りの為に必要なこと、選手から指導者の立場に立った時の大変さ等様々な質疑に対してシンポジストの経験からアドバイスをいただきました。
  コーディネーターである、課外教育センター長の小倉幸雄教授からのまとめです。
「今回、トップアスリートの立場の2名とスポーツ科学を用いた指導者の立場からお話をいただきました。共通していたことが見解であったと思います。世界で活躍するためには、技術的・体力的またトレーニング的なことだけではなく、人の心とプレーが一致してくる。また考え方や競技姿勢がその人の生活に出て、そして人間力にも繋がっていきます。そしてスポーツやクラブ活動を続ける力も今回のお話の中にあったのかと感じました。」
  今回のシンポジウムでは学生だけではなく、指導者の目線からも多くの話を聞くことができました。今後は更なる充実した講演会を開催したいと思います。

左から、西村真由子(女子ソフトボール部コーチ)、小倉幸雄教授(陸上競技部顧問)、伊藤幸子氏、河部誠一氏、荒川大輔氏、久保田豊司副学長(女子ソフトボール部顧問)、勝俣康之講師女子バレーボール部顧問)

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