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熊野古道の観光の取り組みを探求する

14/08/25

ライフデザイン総合学科 「地域と観光演習」(担当:小畑 博正 非常勤講師)では、7月12日(土)と13日(日)、1泊2日で熊野古道観光フィールドワークを実施しました。

 地域住民自らがプロデュースし、観光体験型商品として地域外に発信、集客する形態の、着地型観光の取り組みにおいて優れた地域を調査研究し、地域の人々と交流することを目的に実施されました。

 本年度は世界遺産で地域を活性化させ、様々な観光プログラムに取り組む和歌山県田辺市を訪問し、地域の関係者の協力を得ながら実際に観光の現場を視察、体験し、その地域の魅力を学生の目線で検証しました。

 1日目は平成21年に誕生した、農を活かした、都市と農村の交流施設である秋津野ガルテンでコミュニティ・ビジネスの取り組みについて講話を聴いたのち、熊野古道高原地区にある民宿、霧の里たかはらで「梅の白干し体験」と「天然酵母を使ったパン作り」を体験しました。2日目はボランティアガイドさんの歴史や自然についての説明を受けながら熊野古道を散策しました。

  自らの様々な地域資源を創意工夫して活用し、ホスピタリティ溢れるおもてなしで受け入れている熊野古道の観光の取り組みに、今後の観光のあるべき姿を学ぶことができました。

(引率教員:前川 武教授久保 由加里准教授・小畑 博正非常勤講師)

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