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インドネシア学生交流研修報告
14/10/16
平成26年9月1日~9月14日の14日間にわたり、7名の学生がインドネシアでの学生交流フィールドトリップに参加しました。
期間中は、ジャカルタでの協定校訪問、日系企業訪問、中部ジャワのプルウォケルト市内、及びバニュマス地方の中学・高校でのボランティア教師体験、協定校訪問、そして世界遺産見学と、短期間で教育面、経済面、文化面からインドネシアを体感しました。
【ジャカルタ】
①Panasonic Manufacturing Indonesia訪問
Panasonicの現地工場を訪問し、加熱する新興国市場としてのインドネシア、Panasonicの市場戦略や市場競争から海外で働く心構えなどについて、貴重なお話しを伺う機会を得ました。
②協定校London School of Public Relations, Jakarta(LSPR)訪問
Gani学長はじめ大学スタッフ、昨年本学を訪れた秋期研修団の学生の出席の下、インドネシア現地事務所の開所セレモニーに全員参加しました。
③協定校Darma Persada University学生との交流会
同じくジャカルタにある協定校ダルマプルサダ大学日本語学科の学生と一緒に、コタ歴史地区、独立記念塔広場や巨大なショッピングモールを散策しました。
④協定校Jenderal Soedirman University訪問
ジャカルタから特急電車で5時間。中部ジャワPurwokerto市にあるジェンデラルスディルマン大学(UNSOED)を訪問しました。大学本部を表敬訪問した後、講堂で日本語学科と国際関係学科の学生たちと一緒に文化交流イベントを開催。たこ焼きとお好み焼き調理・試食などを行いました。
⑤本語学科交流会
アイスブレイクのゲームの後、日本語でのゲーム・クイズ、劇、そしてダンスと歌、そしてインドネシアで流行っているCOWCOWの「あたり前体操」で最高潮に! 1年生から4年生までの現地学生と、本当に愉快で笑顔がいっぱいの交流会となり、わずか数時間でぐっと距離が縮まりました。
⑥中学校・高校訪問
UNSOED日本語学科と国際センターの協力により、市内およびバニュマス地方の中学校・高校を訪問し、日本文化と日本語をOIU学生が教えるボランティア教師体験を行いました。
最初は緊張していましたが、この日のために用意した50音といろはかるたをしたり、ゆるキャラや抹茶体験、日本の四季や食文化などのプレゼンテーションなど楽しく教師体験ができて、そしてとても楽しんでくれて、日本から準備してきて本当に良かったと思いました。
また、文化交流としてジャワ舞踊や伝統音楽、バティック染体験をさせていただきました。豊かな伝統文化の継承に中学高校生たちが取り組んでいることをすばらしいと思いました。
⑦さよならパーティー
最終日は、UNSOED社会政治科学部長を表敬訪問し、一人ひとりの感想を披露しました。そして最後の夜には日本語学科からはさよならパーティーのプレゼントが!
プルウォケルトでの9日間のスライドショー、ダンスや歌の交換など、別れの涙の中に笑顔がある、とても素敵なさよならパーティーになりました。Terima Kasih!ありがとう!
⑧世界遺産見学(ボロブドゥール寺院、プランバナン寺院)
帰国便に乗るためにジョグジャカルタ空港に行く途中で、世界遺産で世界最大の仏教遺跡であるボロブドゥール寺院、そしてヒンズー教のプランバナン寺院をUNSOED学生とともに見学。そのスケールの大きさに驚くとともに、イスラム教と仏教、ヒンズー教という多様な文化が歴史的に共存しているインドネシアを肌で感じられて、大満足でした。
帰国してもfacebookやLINEでは今でも交流が続いています。この絆がいつまでもいつまでも続きますように!
急激に経済発展中のインドネシアの熱気を肌で感じ、そして日本語学習者のサポートを通じた草の根の文化交流を実践し、インドネシアと日本との関係を学んだ貴重な14日間は、7名の大学生にどのように映ったでしょうか。10月29日に他のグローバル研修とともに報告会が行われますが、今から楽しみです。