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松田孝一名誉教授を代表とする調査団がモンゴルでチンギス・ハンの軍事拠点「チンカイ城」を発見で記者会見
15/02/27
松田名誉教授を代表とするモンゴル高原史を解明するプロジェクトが、2014年度から3か年計画で開始され、昨年8月から9月にモンゴル国のウランバートル西方880キロの砂漠地帯にあるハルサンシレグ遺跡の土城址の発掘と農耕地跡の表面調査を日本とモンゴル合同で行われました。 その調査の結果、ハルサンシレグ遺跡が、チンギス・ハンの命令により大臣のチンカイが築いた軍事拠点「チンカイ城」であることが、発掘で得られた出土遺跡の放射性炭素年代の測定で確実となりました。この成果は、モンゴル帝国の西方発展戦略の解明、シルクロードの人とモノ、文化の交流の幹線ルートの解明につなげることができる社会的評価の高いものであることから、2月26日、本学枚方キャンパスで記者会見が開かれました。 会見には、プロジェクトメンバーのほか、モンゴル科学アカデミー国際遊牧文明研究所研究員、教授のA.オチル博士も同席して行われました。 |