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944名が新たなスタート 大阪国際会議場で入学宣誓式

17/04/06

 大阪国際大学・短期大学部の入学宣誓式は、大阪の桜が咲き始めた4月2日午後1時半から大阪市北区中之島の大阪国際会議場メインホールで行われ、大学院3人、大学620人、短期大学部304人、留学生別17人の計944人が新たなスタートを切った。
 ソプラノ歌手田中千佳子さんの「君が代」独唱で幕を開け、宮本郁夫学長が入学許可を宣言。新入生を代表して人間科学部の後宮杏美さんが「世界の平和と人類の幸福に向けて若い力でその実現に向けて努力する」と宣誓した。
 宮本学長は式辞で、大阪国際学園が、ことし創設88年を迎えることを紹介した後、海外へ出ることとクラブ活動をすること、そして地域交流のボランティア活動に参加することの3つを新入生に「ぜひともやってください」と要望。「大学生活を通して、夢をつかんでください」と励ました。学園の奥田吾朗理事長はOIUの3つの文字の意味を解説し「日本に留まらず、世界を動かす人材になってください」と期待を述べた。
 宣誓式が始まる前と終了時に、女性4人(1stヴァイオリン:佐々木真美さん、2ndヴァイオリン:桑原七菜子さん、ヴィオラ:岡本名那子さん、チェロ:長瀬佳音さん)による弦楽四重奏がヴィヴァルディの「春」とチャイコフスキーの「花のワルツ」を演奏。このあと、大学・短期大学部の学生と滝井高校、大和田中高校の生徒が短期大学部の朝倉洋教授の指揮で門出にふさわしい「マゼランの未知なる大陸への挑戦」やブームになった星野源の「恋」を演奏し、お祝いムードを盛り上げた。
 この後、学友会会長の田中太壱さんと代表6人が舞台に上がり、田中さんが「私たちとともに充実した学園生活を送りましょう」と呼びかけ、式典を終えた。
 この日は、朝から晴れあがり、式場前のロビーには、新入生の出身国の国旗12本が日の丸とともに掲げられ国際色を演出していた。保護者席では、600人を超える保護者がわが子の晴れ姿を見守っていた。

平成29年度 入学宣誓式 学長式辞

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