学生チャレンジ制度「サマーサンタクロース」報告
Date.
09/12/22
タイの子どもたちに絵本を
私たちESSは11月13日から17日までの5日間、タイのアントンにあるワットサーケオ孤児院を訪問しました。訪問の目的は、十分な教育を小さな時に受けることが出来ないタイの子どもたちに、教育に必要な絵本や文具を私たちの手で届けることでした。
ワットサーケオ孤児院での時間はあっという間に過ぎ、その全てが良い経験になったと思います。現地に着いて、日本の多くの方々から寄贈いただいた文具や絵本を孤児院の先生方や子どもたちに手渡しました。その際には、寄贈いただいた皆様の温かい気持ちを、英語とゼスチャーを駆使して一生懸命伝えました。子どもたちは大喜びで、すぐにページをめくって本に見入っていました。
また、たくさんの子どもたちと触れ合うこともできました。授業に参加させていただき、子どもたちと一緒にタイ語を教えてもらったり、逆に私たちが日本の言葉や折り紙を教えたりもしました。
現地では孤児院の先生のお宅に泊めていただきました。家族の皆さんに温かく接していただき、ぜひお礼にと、大阪名物のお好み焼きを披露してきました。とても喜んでいただけました。
この五日間の中で私たちが感じたことは、たくさんありました。タイの子どもたちの勉強に対する熱心な(貪欲な?)姿勢は、日本の子どもたちのそれに比べると大きな違いを感じました。当たり前のことですが、何不自由ない日本では気付けないことでした。身寄りの無い、または何らかの理由で親と一緒に住めない子どもたちの明るさも、私たちが勝手に想像していたものとは違いました。短い間でしたが、タイの人々の優しさをはっきりと感じながら過ごすことができました。
来年以降も、今回の経験を活かして次に繋げていきたいです。
ESS 森園 睦
(ビジネス学部 経営デザイン学科 1年次生)
(ビジネス学部 経営デザイン学科 1年次生)