12月2日（木）、大阪国際会議場において、「スクールバスプロジェクト」の古殿ゼミの学生たちが、社会人基礎力育成グランプリで発表しました。

社会人基礎力とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の３つの能力（12の能力要素）から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が２００６年から提唱しています。

社会人基礎力育成グランプリは、毎年、経済産業省の主催により、全国の６ブロックで予選大会が開催され、優秀校は全国大会に出場し大賞を競います。
今回、本学は近畿地区大会（１９大学参加）に出場し、学生主導によるスクールバスの運行（大学とJR長尾駅間）と、地域のためのコミュニティバスへの展開について、プレゼンテーションを行いました。

経済ファイナンス学科　3年生　今村翔大
「社会人基礎力育成グランプリに発表者として参加しました。発表の題目は『スクールバスの運行とそのコミュニティバスへの展開』です。
地域から大学への期待に、スクールバスをコミュニティバスとしても利用させてほしいとの声が出ています。僕たちは何としても、日頃から親交を深めている地域の方々の期待に応えたいと思い、ゼミ仲間や地域の方々と対話を重ねてきました。そして現在、コミュニティバスの実現と福祉送迎バスなど新しい事業展開ができるように、学生によるNPO法人取得に向けて奮闘中です。その頑張りの中で、社会人基礎力である「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」が伸びたことを実感できました。
    グランプリ発表直前は、大勢の前ということで緊張しましたが、自分たちの熱い思いと地域の方々の僕たちへの期待が背中を押してくれて、堂々と発表できました。これは、自分たちの活動の自信と地域の方々の応援のお陰です。この活動で身に付けた社会人基礎力はきっと今後の就職活動に活きてくると確信できました。
    このプロジェクトで自分が変わり、自信がつき、何事にもチャレンジ精神で取り組めるようになって、まるで新しい自分に出会えたようで、本当に嬉しいです。古殿先生、ゼミ仲間、地域の方々には本当に感謝しています。これからも、プロジェクトの成功に向けてさらに頑張っていきます。みなさん、応援よろしくお願いします！」

プレゼンテーションのPDFファイル

スクールバスプロジェクト　長尾駅からのスクールバス運行を開始！
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