ビジネス学部 経済ファイナンス学科の「経済ファイナンス特講Ⅰ」（３年：火曜４時限：担当・外島）において，全国銀行協会、信託協会、日本貸金業協会の方をお招きし，特別講義を実施いたしました。
　全国銀行協会は、日本国内で活動している銀行を直接の会員とする組織で、わが国の銀行業界の代表として、銀行業の発展のためにさまざまな活動をしている団体です。信託協会は、信託銀行等が加盟する組織で、信託制度の発達を図り公共の利益を増進することを目的として、普及活動や調査・研究活動などさまざまな活動をしている団体です。日本貸金業協会は、貸金業者を協会員とする組織で、資金需要者等の利益の保護を図り、貸金業の適正な運営に資することを目的として、自主規制基本規則を策定し、協会員の監査や指導を実施するなどの活動をしている団体です。
　金融業界の第一線で活躍する方の話に，受講学生はとても熱心に講義を聞いていました。

第1回（5/10）
最近の銀行界の動き	神門 隆氏 （全国銀行協会金融調査部長）
第2回（5/17）
信託のしくみと信託銀行	板倉 敏氏 （信託協会総務部審議役）
第3回（5/24）
ディスクロージャー誌の見方について ‐財務諸表の見方を中心に‐	竹内 大樹氏 （全国銀行協会金融調査部審議役）
第4回（5/31）
ローンとクレジットの仕組み及び多重債務問題	遠藤 清一氏 （日本貸金業協会企画調査部長）

　経済ファイナンス学科は，積極的に企業とのつながりを重視し，職業意識の向上につながる実践的教育を行うことを教育方針の１つにしています。