「世界学生シンポジウム」の報告
Date.
11/09/05
「第2回世界学生シンポジウム(University Scholars Leadership Symposium)に参加したESS部員3名が、下記のような感想を寄せてくれました。今後の活動に期待したいです。
松田敏昌さん
(ビジネス学部・経営デザイン学科2年生)
このシンポジウムに参加できたことは、私にとってとても良い経験になりました。
シンポジウムの目標でもある、世界の貧困層に手を差し伸べるということで、私は色々な人の講義を聞きました。そして思ったことは、日本では「貧困層の子供達がいる」という情報しか得られませんが、この講義によって、貧困層の子供のためにどのようなことをしたかという具体的な活動についての話を聞けたことが良かったと思います。そして、耳が不自由で親のいない子供達と一緒に遊んだことは、絶対に忘れられない思い出です。私達がその学校に到着して、子供達と会った瞬間のあの笑顔が忘れられません。そして、子供達と動物園に行き、一緒にご飯も食べました。こういう経験は日本ではなかなか出来ません。私は、日本では募金をするだけで他には何も考えていなかったと思います。お金ももちろん必要ですが、お金だけでは貧困はなくならないと感じました。私は貧困層の人達にお金は必要だが、それをどのように運営して行くかという知識を伝えることも一つの支援だと思いました。
そして、世界中の学生と交流出来たことも収穫です。みんな流暢な英語を話していましたが、私はあまり上手に英語が喋れなかったので、自分からみんなに話しかけることが出来ませんでした。でも、グループの人達は私に話しかけて来てくれて、とても嬉しかったし、とても良い勉強になりました。他の国の人に地震のことについて聞かれて、自分の知っている単語で出来る限り話しました。そして、日本のことを心配してくれる優しい人が世界でもいることを知り、嬉しく思いました。私はもっと英語を勉強したいと思いました。もし英語が上手く話せたら世界中の学生ともっとコミュニケーションが取れたし、グループ・ディスカッションにもっと参加できたと思います。そして、次に友達に会った時や、いつかまたシンポジウムに参加する時には、もっと英語を話せるようになっておきたいです。そのためにも今後も外国へ行きたいと考えています。
私たち日本人はもっと世界の貧困層について具体的に知るべきであると思います。
郭嫣然さん
(ビジネス学部・経済ファイナンス学科3年生)
このシンポジウムに参加できたのは夢のようでした。シンポジウムが本当に楽しい旅であることがわかりました。私は沢山の新しい友達ができ、多くの物事を学びました。私が属したグループを構成する人達がたとえ世界中から集まって来ていたとしても、人種、宗教、そして国境を越えて友情を築くことができました。新しい友達と話し合うことによって、私は視野を広げ、そして知識の量を増やしました。
しかし、私がこのシンポジウムで得たものは友情だけではありません。私は多種多様の素晴らしい講義と討論の恩恵も受けました。Hakim博士、Anand Kumarさん、Wijawa博士、Sompop Jantrakaさん、Geraldine Coxさん、という優秀な方々が人道主義活動で上げた大きな業績についての話は、私達、つまり若い世代が世界をもっと美しく平和にするべきと訴えていて、大きな刺激を受けました。彼らの演説は私達にこの現実的な世界に接触するチャンスを与えてくれました。自分が住んでいる地域、市、国は世界の中のほんの小さな一部分にすぎず、私達の幸せな暮らしは世界全体を表すものではありません。山の向こう側や、海の対岸で、多くの人々が飢え、貧困、戦争、そしてその他の問題で苦しんでいて、私達の助けを待っています。
私は、盲学校を訪ねた経験を一生忘れることはないでしょう。そこにいた学生は視覚に問題がありました。しかし、彼らは健常者と同じように勉強をして、働き、そして遊んでいました。彼らの瞳は光を失っていましたが、実際にはもっと得難いものを持っていて、それは純粋な心でした。彼らの美しい笑顔は暖かい太陽のようで、それは私達の心の奥を照らし、私達に勇気を与えてくれます。
私達はいつも神様に何でもして欲しいと望みます。しかし、このシンポジウムで気付いたことは、実は私達自身が力を持っていることに今まで気付いていなかったということです。「あなたは奇跡を見たいですか?それなら、あなた自身が奇跡になるべきです。心から願えば、諦めずに頑張れば、夢は叶う」ということは、タイでのシンポジウムから学んだ一番大切なことです。
田口恭平さん
(現代社会学部・情報デザイン学科2年生)
今回タイで行われたシンポジウムに参加して、世界各地の大学生と交流ができ、その中で僕は色々な事に気が付きました。
一番心に残っていることは、ボランティア活動でタイの子供達と交流したことです。子供達に会う前には、親のいない子供達はどれだけ辛いだろうかと思っていました。でもその子供達に会ってみると、すごく明るくて幸せそうに笑っていました。その笑顔に僕は心から恥ずかしくなりました。彼らを通じて、僕は親の大切さや有り難さを感じる事ができたと思います。今までは普通だと思っていた事が普通ではないということがわかりました。「なんで僕だけ?」と、自分が一番不幸だと思っていた瞬間など、そんなものは幸せな悩みだったと思います。僕は子供達に謝りたい気持ちでした。こんな事を思っていた自分が凄く情けなくて嫌になりました。
そして次に感じたことは自分の英語力についてです。今まで僕は英語なんていらないと思ってあまり勉強に力を入れていませんでした。でも世界各地の人が集まる今回のシンポジウムでの共通語は英語でした。そこでは、喋りたくても喋れない、自分の意思を伝えられないということがどれだけ辛い事かよくわかりました。だから、これからは時間をかけてしっかり英語の勉強をして行きたいと思います。
シンポジウムを通じて僕は視野が広がり、色々なことが勉強でき、そして反省をしています。生きている今、一つ一つ小さな事でもそれは決して普通ではないと思いました。今自分にできる事は感謝の気持ちを持ち、それを忘れない事じゃないかと思います。そして、世界中の人々のために活動を広げて行きたいと思います。
松田敏昌さん
(ビジネス学部・経営デザイン学科2年生)
このシンポジウムに参加できたことは、私にとってとても良い経験になりました。
シンポジウムの目標でもある、世界の貧困層に手を差し伸べるということで、私は色々な人の講義を聞きました。そして思ったことは、日本では「貧困層の子供達がいる」という情報しか得られませんが、この講義によって、貧困層の子供のためにどのようなことをしたかという具体的な活動についての話を聞けたことが良かったと思います。そして、耳が不自由で親のいない子供達と一緒に遊んだことは、絶対に忘れられない思い出です。私達がその学校に到着して、子供達と会った瞬間のあの笑顔が忘れられません。そして、子供達と動物園に行き、一緒にご飯も食べました。こういう経験は日本ではなかなか出来ません。私は、日本では募金をするだけで他には何も考えていなかったと思います。お金ももちろん必要ですが、お金だけでは貧困はなくならないと感じました。私は貧困層の人達にお金は必要だが、それをどのように運営して行くかという知識を伝えることも一つの支援だと思いました。
そして、世界中の学生と交流出来たことも収穫です。みんな流暢な英語を話していましたが、私はあまり上手に英語が喋れなかったので、自分からみんなに話しかけることが出来ませんでした。でも、グループの人達は私に話しかけて来てくれて、とても嬉しかったし、とても良い勉強になりました。他の国の人に地震のことについて聞かれて、自分の知っている単語で出来る限り話しました。そして、日本のことを心配してくれる優しい人が世界でもいることを知り、嬉しく思いました。私はもっと英語を勉強したいと思いました。もし英語が上手く話せたら世界中の学生ともっとコミュニケーションが取れたし、グループ・ディスカッションにもっと参加できたと思います。そして、次に友達に会った時や、いつかまたシンポジウムに参加する時には、もっと英語を話せるようになっておきたいです。そのためにも今後も外国へ行きたいと考えています。
私たち日本人はもっと世界の貧困層について具体的に知るべきであると思います。
郭嫣然さん
(ビジネス学部・経済ファイナンス学科3年生)
このシンポジウムに参加できたのは夢のようでした。シンポジウムが本当に楽しい旅であることがわかりました。私は沢山の新しい友達ができ、多くの物事を学びました。私が属したグループを構成する人達がたとえ世界中から集まって来ていたとしても、人種、宗教、そして国境を越えて友情を築くことができました。新しい友達と話し合うことによって、私は視野を広げ、そして知識の量を増やしました。
しかし、私がこのシンポジウムで得たものは友情だけではありません。私は多種多様の素晴らしい講義と討論の恩恵も受けました。Hakim博士、Anand Kumarさん、Wijawa博士、Sompop Jantrakaさん、Geraldine Coxさん、という優秀な方々が人道主義活動で上げた大きな業績についての話は、私達、つまり若い世代が世界をもっと美しく平和にするべきと訴えていて、大きな刺激を受けました。彼らの演説は私達にこの現実的な世界に接触するチャンスを与えてくれました。自分が住んでいる地域、市、国は世界の中のほんの小さな一部分にすぎず、私達の幸せな暮らしは世界全体を表すものではありません。山の向こう側や、海の対岸で、多くの人々が飢え、貧困、戦争、そしてその他の問題で苦しんでいて、私達の助けを待っています。
私は、盲学校を訪ねた経験を一生忘れることはないでしょう。そこにいた学生は視覚に問題がありました。しかし、彼らは健常者と同じように勉強をして、働き、そして遊んでいました。彼らの瞳は光を失っていましたが、実際にはもっと得難いものを持っていて、それは純粋な心でした。彼らの美しい笑顔は暖かい太陽のようで、それは私達の心の奥を照らし、私達に勇気を与えてくれます。
私達はいつも神様に何でもして欲しいと望みます。しかし、このシンポジウムで気付いたことは、実は私達自身が力を持っていることに今まで気付いていなかったということです。「あなたは奇跡を見たいですか?それなら、あなた自身が奇跡になるべきです。心から願えば、諦めずに頑張れば、夢は叶う」ということは、タイでのシンポジウムから学んだ一番大切なことです。
田口恭平さん
(現代社会学部・情報デザイン学科2年生)
今回タイで行われたシンポジウムに参加して、世界各地の大学生と交流ができ、その中で僕は色々な事に気が付きました。
一番心に残っていることは、ボランティア活動でタイの子供達と交流したことです。子供達に会う前には、親のいない子供達はどれだけ辛いだろうかと思っていました。でもその子供達に会ってみると、すごく明るくて幸せそうに笑っていました。その笑顔に僕は心から恥ずかしくなりました。彼らを通じて、僕は親の大切さや有り難さを感じる事ができたと思います。今までは普通だと思っていた事が普通ではないということがわかりました。「なんで僕だけ?」と、自分が一番不幸だと思っていた瞬間など、そんなものは幸せな悩みだったと思います。僕は子供達に謝りたい気持ちでした。こんな事を思っていた自分が凄く情けなくて嫌になりました。
そして次に感じたことは自分の英語力についてです。今まで僕は英語なんていらないと思ってあまり勉強に力を入れていませんでした。でも世界各地の人が集まる今回のシンポジウムでの共通語は英語でした。そこでは、喋りたくても喋れない、自分の意思を伝えられないということがどれだけ辛い事かよくわかりました。だから、これからは時間をかけてしっかり英語の勉強をして行きたいと思います。
シンポジウムを通じて僕は視野が広がり、色々なことが勉強でき、そして反省をしています。生きている今、一つ一つ小さな事でもそれは決して普通ではないと思いました。今自分にできる事は感謝の気持ちを持ち、それを忘れない事じゃないかと思います。そして、世界中の人々のために活動を広げて行きたいと思います。