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「ひと・まち・であう」プロジェクトが、南山城村高尾地区で「村づくり」ワークショップを開催

Date.

11/09/29

 さまざまな「まちづくり」現場に参画し、アイデアを出すだけではなく、当該地域住民との協働作業を展開している法律政策学科の「ひと・まち・であう」プロジェクトですが、今回は、京都府南山城村の高尾地区で、3日間(9月17日から19日)の「村づくり」ワークショップに取り組みました。
 初日・2日目と、法律政策学科の田中准教授による指導のもと、プロジェクト学生、兵庫県の若手職員、南山城村役場の職員でグループを組みながら、フィールドワークを中心に、高尾地区の魅力・資源の発掘作業を行いました。そして、2日目午後には、インタビューなどで得られた地区住民の意見なども踏まえて、各グループが、お互いの成果・意見を交換し合い、「高尾地区の魅力をどう活かすべきか」「そもそも活性化とは何か?」等について話し合いました。最終日には、10年後を見据えた高尾の地域づくりについて、アクションプランをプレゼンテーションしたわけですが、地区住民の方からも活発な質問が出る内容になり、まずは一番好評を得た、「高尾新聞を発行し、地域内外に高尾の魅力を伝えていく」ことから手掛けていくことになりました。
 今回、わたしたち学生が学んだことは、「地域活性化とは何か」を考えていくなかで、あらためて、活性化の目的は地域によって異なり、実際にフィールドワークをし、行動に移すことをしなければ理解することができないということでした。
 これからも、高尾地区での協働を一歩ずつ進めて行きたいと考えています。

*この模様は、平成23年9月24日付京都新聞朝刊に掲載されています。

南山城村高尾地区ワークショッププログラム



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