第2回の「大学教育」学習会を１２月20日に開催しました。
　今回は，株式会社ラーニングバリューの川崎氏をお招きして，「学生の自発性を高めるチームビルディング　～体験学習プログラム「自己の探求」の紹介～　」というテーマで，現在では80を超える大学（本学の枚方キャンパスも含む）で活用されている「自己の探求」プログラムについて，その内容と期待される効果についてお話しいただきました。
　まず，ユニバーサル化の進行に伴い，全入を余儀なくされる大学が抱えている学生指導や大学運営上の課題を整理していただきました。そして，いくつもの大学が陥っている負の連鎖を逆に回すためには，「関係性」をよい方向に向けることが必要であり，そのために「自己の探求」プログラムが有効であるという説明をいただいたうえで，グループワークに入りました。
　2日間の「自己の探求」プログラムの中の，２つのワークについて，7人の教職員が取り組み（教職協働），どのように「自己理解」と「他者との関係性」が深まっていくのかを体験しました。7人の教職員は，通常の業務とは異なった経験をする，密な時間を共有しました。それぞれが，大阪国際大学のさまざまな場所での「チームビルディング」の必要性を感じるとともに，業務を進めていく上でのヒントも手に入れることができたのではないでしょうか。