「職場や地域社会で活躍するために必要な基礎的な力」として経済産業省が提唱する「社会人基礎力」を競う社会人基礎力育成グランプリ近畿地区予選大会において、前年度に引き続き本学の「スクールバスプロジェクト」が奨励賞を授与されました。（表彰状は最後に掲載）
浜本那暉さん　（ビジネス学部　経済ファイナンス学科3年）
「私たちは学生と地域の暮らしをもっと便利にするために、学生主体の企画運営により2008年から学園バスの計画を発足し、2010年4月から運行をスタートさせました。現在は、スクールバス兼コミュニティバスとしての展開も検討しており、病院やＮＰＯ法人と交渉中です。

コミュニティバスへの展開にはクリアしなければならない様々な課題がありますが、大学での学びを活かして『コミュニティバスを走らせる会（仮）』を設立して運行する計画を検討しています。このコミュニティバスの運営が成功できれば、学生と地域の方々との新たな交流の場が生まれます。地域の方々からは一層大学や私たち学生を身近に感じていただけますし、私たちも地域の方々から教室では学べないことを学ぶことができるでしょう。
このプロジェクトを通して社会人基礎力である「前に踏み出す力、考え抜く力、そしてチームで働く力」を身に付けることが出来ました。特に、自らから進んでリーダーとして行動しようとする意識と能力が高まりました。そして、プロジェクトのメンバーも社会人として考え行動する意識が高まっています。さらに、メンバーとの結束力も深まり、目標に向かってチームで助け合う意識も向上しました。
私は、このプロジェクトを成功させて、より一層、自分や仲間の能力の向上と地域活性化を図っていきたいです。

最後に、今回の社会人基礎力育成グランプリで、皆さんのお陰で奨励賞を受賞できたことに感謝しますと共に、今後一層頑張っていきたいと思います。」