東日本大震災発生から１年の「復興元年」の今年に、学生一人ひとりが「何ができるのか」を考え、被災地・日本の再生の願いを新たにして、被災された方々の支援を行うことを目的として、第4回、第5回の被災地ボランティア派遣の説明会が学生の活動報告を兼ねて実施された。

【派遣期間】

第4回派遣	平成24年9月6日（木）～9月11日（火）
第5回派遣	平成24年10月31日（水）～11月5日（月）

【派遣場所】

岩手県遠野市災害ボランティアセンター（遠野まごころネット）を拠点とした、陸前高田市、釜石市、大槌町など

　坂元　悦子さん（ビジネス学部 経営デザイン学科 ２年、「ひと・まち・であう」プロジェクト所属）
　「私は、第2回〔平成23年10月31日（月）～11月5日（土）〕の被災地ボランティア派遣で、ガレキ撤去や仮設住宅の方々と干し柿を作りました。今回の第4回、第5回の派遣では、多くの学生が被災から１年を経た被災地の今を知り、「絆」や「支え合い」の意義を改めて考え、被災された方々と寄り添い、被災地への共感の輪を広げてほしいと考えています。」

　三登康太郎さん（現代社会学部　法律政策学科3年、「ひと・まち・であう」プロジェクト所属）
　「私は、第3回〔第3回派遣　平成24年3月7日（水）～3月12日（月）〕の被災地ボランティア派遣で小学生が集まる学童の家で心のケア活動を行いました。そこで子どもたちの前向きに生きようとする力が復興の源になると実感しました。今回の大震災を機に、日本だけでなく世界の災害や貧困など人類共通の課題に対して、グローバルマインドの精神で、人類の平和、永遠の平和について、どのように挑戦し、貢献できるのかを考えていきたいです。」