私は、平成24年7月31日（火）から8月8日（水）まで、バリ島で開催された世界大学生リーダーシップシンポジウムに参加してきました。かなり緊張して会場入りしましたが、自己紹介を兼ねたゲーム形式のプログラムなどで緊張を解くことができました。その後、始まったグループ討論では、次のような内容について積極的に意見交換がありました。

１．What does the world hunger to you and why is it an important issue？
２．What do you think causes world hunger？
３．Where and who is affected？
４．Have you ever heard of any initiatives or possible solutions to help combat？

世界の貧困問題の原因やその考え方、それには何処の誰が影響を及ぼしてきたのか、また、世界中で起こっている争いを解決するためにはどうすれば良いのかなどを話し合いました。これまで私自身は、テレビのニュースなどで世界各地域の貧困を目にすることはあるが、解決策を考えてみたことはなかった。しかし、人間が愚かな行動を継続してしまうことで、今の世界や世の中がつくられているのだなと気づきました。
私たちのグループは、より多くの人が笑顔になってもらえるように行動することが大切であると話し合い、その為に自分たちが娯楽施設をつくるという提案を行いました。人々が協力しあって安全な社会をつくりあげ、笑顔になってくれることが本当の"豊かさ"であると改めて考える機会となりました。
この討論は当然英語で行われますが、私は何とか辞書で調べたりしながら意見を表現する事ができました。しかし、改めて自分の語学力不足を痛感しました。また、世界各国から参加している学生の真剣な姿勢と語学力の高さに刺激を受けました。
討論とは別に現地研修も行われました。現地の子どもたちも参加してPaint ballというゲームで楽しんだり、食事をしたり、世界各国の人たちと仲良くなることができました。またその他にも、伝統芸術を鑑賞させていただいたり、他の国の学生達とグループを作り、グループで簡単な劇を作って、演じたり歌ったりしました。見事大成功で、優勝できたことは嬉しかったです。
最後になりますが、様々な個性の人達と出会い、互いの価値観を尊重し合えること、協力して物事をつくりあげていくことは、大きな達成感を感じることが出来ました。
もっともっと英語を勉強して、来年以降も参加をしたいと強く思っています。
チャレンジ制度に採択いただき、ありがとうございました。

E.S.S.　全　大志（経営デザイン学科2年）