今年度の学生チャレンジ制度の採択企画の一つ「学生交流センター」を企画した南山城村プロジェクトチームが、京都府南山城において学生主催の村祭りを開催（9/1）した。

坂元　悦子さん（ビジネス学部 経営デザイン学科 ２年、南山城村プロジェクト所属）

学生手作りの流しそうめん

　「"プチ村祭りin南山城村"を南山城村プロジェクト（主催）、「ひと・まち・であう」プロジェクト（共催）のメンバーで開催しました。

　この祭の運営を通して実感したこと、それは、
"誰かの役に立つために踏み出す勇気ある一歩は、誰かを笑顔にする大きな一歩に繋がる"
ということです。

　このお祭りは、大学近隣の菅原東小学校の小学生を南山城村の旧高尾小学校（廃校）に招待して、南山城村の美しい茶畑の景色や大自然を楽しみながら、村の方々や地元の小学生と学習交流を行い、村の活性化に繋げるものです。
　お祭りには総勢88名にご来場いただきました。午前は里山でウォークラリーを行い、都会では珍しい昆虫や植物を採集。それを村の景色や校舎の絵と一緒に写生して、旧高尾小学校内に展示しました。

　午後は、夏の風物詩が目白押しでした。竹の切り出しから作成した流しそうめん大会、かき氷、焼きそば、アクアボール、金魚掬い、射的、ストラックアウトなど、大人から子供まで思う存分に遊んでもらいました。
　さらに、フィナーレではキャンプファイヤーと打ち上げ花火。夏の夜空を彩る満開の花々は、まるでお祭りの成功を祝福してくれているようで感動的でした。

　今回、初めて主催者として、企画、広報、交渉、予算、締めくくりまで、全て自分たちで行うことの大変さと、多くの方々に楽しんでいただいた喜びを身に沁みて実感しました。

　次の挑戦は、旧高尾小学校内に「学生交流センター」を設立することです。
　今後一層、この活動で得た自信と一緒に夢を追いかける仲間を信じて、地域活性化に挑戦していきます。」

過去の学生チャレンジ制度の採択例：『きみの勇気が世界を変える』

一緒に夢を追いかける仲間たち