日本有数の中東の絨毯のコレクションで知られる白鶴美術館。その新館で開催中の「祈りの絨毯」展を記念して、10月28日（日）14：00～本学国際コミュニケーション学科、佐島隆教授が「トルコの祈りと絨毯」と題して講演。内容は以下の通り。

　現代トルコでは、人々の生活の中に、近現代の生活スタイル、伝統的なスタイル、そしてイスラーム的生活スタイルが織り込まれています。そして絨毯は、生活の中の様々な場面で使われる家具であり、その上で喜怒哀楽が繰り広げられ、人びとの願いや思い、祈りがなされています。絨毯を敷くと、そこは生活の場になり、人々の交差点になり、伝統的な儀礼の空間をつくり、また祈りの場にもなります。このような、トルコの人々と絨毯の関わり方を、人びとの願いや思いや祈りから、見てみたいと思います。

http://www.hakutsuru-museum.org/event2012/new/event.shtml