昨年の5月から、滋賀県の近江八幡市にある武佐学区をフィールドとし、さまざまなまちづくり実践を展開してきた田中ゼミであったが、このたび、地区住民に対するアンケート調査を実施し、その集計分析結果をまとめたので、去る4／27土曜日に、報告会を行ってきた。

  当日は、近江八幡市長のご挨拶に始まり、地区住民の方100名ほどが熱心にメモをとりながら、学生の分析調査結果の報告に聞き入っており、自分たちのまちの方向性について、改めて確認しあう良いきっかけを学生としては与えられたように思った。

  アンケートの結果でも提示された「一人暮らし高齢者をどのように見守っていくのか」といった喫緊の課題等について、今後も田中ゼミとしては関わりながら、「ヨソモノ・ワカモノ」としてのまちづくり提案・実践を重ねていくことを約束し、会は閉じられた。

  なお、この4月からはまた新しく3回生メンバーが加わったので、次なる展開も模索していくつもりである。