『英語教育』2013年10月増刊号(大修館書店)の「英語教育図書-今年の収穫・厳選12冊」に本学教員の著書が選出
Date.
13/10/02
『英語教育』2013年10月増刊号(大修館書店)の「英語教育図書-今年の収穫・厳選12冊」(柳瀬陽介氏執筆:広島大学)に国際コミュニケーション学部 山本玲子准教授の著書『子どもの心とからだを動かす英語の授業』(青山社)が選ばれました。
以下はその選出理由の一部(本誌p.82より引用)。
山本玲子著『子どもの心とからだを動かす英語の授業』(青山社,2013年1月刊,A5版,269pp.,2,000円)
本書は現在から未来を教えてくれる書。個人的には今年最大の収穫であった。著者は小・中・高・大で英語を教え、博士論文も上梓している。その経験からか、本書はわかりやすい言葉遣いと見通しのよい論理で貫かれている。易しく読めるが、実は深い。素晴らしい本だ。(中略)読者は本書にひきこまれ、驚かされるかもしれない。というのも著者は「コミュニケーション重視がいいのか悪いのかなどという低いレベルの話ではなく、もっと根本的なところで、大胆に英語教育をひっくり返してみたっていいのはないか」という志を持っているからだ。その志は、丁寧な授業実践とその分析、さらに広範囲な学術書の読解によって本書に結実した(引用文献は身体論を勉強している私にとっても非常に参考になった)。未来の英語教育を大きく変えうる書だ。