田中ゼミ、まちづくり講習会開催
(於:近江八幡市武佐学区)
Date.
14/02/26
桜井 一輝さん(現代社会学部 法律政策学科3年)
江戸時代の家屋 平成24年から法律政策学科の田中ゼミは、近江八幡市武佐学区にて、まちづくりの学びと実践を深めています。この度、江戸時代から続く、中山道通りの旧家屋・井上様のお宅が改修され、その記念として、地域の方々と私たちとの協働関係を深めるため、まちづくり学習会を企画し開催いたしました。 |
観光まちづくりとまちあるき 2月1日(土)は、本学の国際コミュニケーション学部の渡邉公章准教授から、2月15日(土)は、短期大学部ライフデザイン総合学科の久保由加里准教授から、それぞれ、観光まちづくりやまちあるき(フットパス)というご講演をいただきました。私たちゼミ生にとって、新たなまちづくりの視点を得ることができました。 |
武佐学区の課題「空き家の活用」
私たちは、フィールドワークを重ねる中で、歴史的町並みが素晴らしい中山道通りに、空き家があることを知りました。少子高齢化や人口減少による空き家の増加は各地での課題であり、景観保全を重要視されている武佐住民の方々の声をお聴きし、再度、空き家を拠点とした政策のご提案(三世代交流イベント:ウォークラリーの開催)を地域住民の方々にさせていただきました。
三世代交流イベント始動!
ウォークラリーイベントの先駆けとして、まずは空き家の存在を多くの方に知って頂くため、「お茶会」をキックオフイベントとして開催します。現在活動中の京都府南山城村の特産の「お茶」と武佐学区の特産であるお茶菓子の「絹まき」を使用します。
お茶会を通して地域の方々と学生が一体となり、イベントの企画を進めていく予定です。中山道通りの旧家屋井上宅による「お茶会」は4月26日(土)に開催が決定しました。
今後の展開
地域の方々から歴史、文化、価値を学び、併せて、私たちの「ソト」から見たまちの魅力を地域の方々に伝え、協働してまちづくりを進めていきます。
今回の「三世代交流イベント」が架け橋となり、もっと多くの地域の方々にまちづくりにご参加していただけるよう、地域の方々から教わりながら取り組んでまいります。そのために、今後も武佐学区主催のイベントにも積極的に参画していく予定です。