大学紹介

海外体験レポート ~国際コミュニケーション学科 出水 優香さん~

Date.

14/06/20

長期派遣留学に行っていた学生からレポートが届きましたので、紹介します。

国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科
4年次生
留学期間2013.8.31~2014.4.25
ノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学
(カナダ)
 私は、カナダのプリティッシュコロンビア州にあるノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学(University of Northern British Columbia, 略称 UNBC)に留学していました。(右写真)

 学業面については、授業にはエッセイやプレゼンテーションが主な成績に繋がる教科とテストが主な成績に繋がる教科があります。Writing and Communication Skillsは前者の教科ですが、基礎的なエッセイの書き方やプレゼンの仕方についての授業があるのでおすすめです。他の授業ほぼ全ては書き方や仕方を知っている、という前提で行われます。ほとんどどの授業もグループディスカッションがあります。何も発言していないと最後にいきなり、「ねぇ、あなたはどう思う?」なんて話を振られたりします。その頃には意見は出尽くしてしまって発言が難しくなるので、出来れば早い段階から自分の意見を言うようにした方が良いです。彼らはまたその意見に自分たちの意見を乗せて話を展開して行ってくれます。完璧な英語が話せなくても彼らは何も責めないので、自分の意見はしっかり発言することが必要になります。授業が始まった当初はネイティブの話すスピードが早く、ついて行くのが困難だと思います。心が折れることもあると思いますが、それが普通なのであまり落ち込まないようにしてください。また、English Partnerを付けてもらうことを私はお勧めします。私も9月にAcademic Success Centerに行ってパートナーと出会いました。彼女は日常会話からスラング、カナダについて、またエッセイの添削まで私のUNBCでの生活を全て支えてくれていました。きっとEnglish Partnerが居た方がより円滑な留学生活を過ごせると思います。

 授業がない時は、サークルに顔を出したり、友達とモールに買い物やご飯を食べに行ったり、友達の家で夜通し遊んだりと充実した時間を過ごしていました。アイスホッケーの会場(アイススケートのリンクにもなっている)も学校からバスで20分程度のところにあるので気軽に試合を観に行くことが出来ます。機会さえあればsnowmobileにも挑戦することが出来ます。11月から3月までは雪が積もっているのでwinter sportsをするのもおすすめです。

 留学中の滞在先は、学校の寮でした。学校の近くに2つの寮があり、留学生や遠方から来ている学生はほとんどこの寮に住んでいました。1部屋に4人が住み、部屋を開けるとリビングにキッチン、各個人の部屋にトイレとお風呂が分かれてありますので、共同生活といっても非常に快適でした。私の部屋はルームメイトが持ってきてくれた調理器具や先輩が残してくれて行った食器やハンガーなどがあり、生活用品で消耗品以外を除いて新たに買う必要のあるものが少なく出費は抑えられました。物価は日本と同じくらいで、食事はほぼ毎日自炊をしていました。

 友達は友達を呼びます。家でただ引きこもって勉強するだけではなく、外に出て色々な場所に出かけるのも必要だと思います。1人で出かけたはずなのに帰る頃には知り合いがたくさん増えていた、というのは私の留学生活中よくあることでした。友達がいないから出かけない、のではあまりにももったいないです。外国では自分がいかに積極的に行動出来るかにかかっていると思います。日本人以外と話して初めて見えてくる世界があります。せっかく多民族国家のカナダに行くのであれば、日本人以外と積極的に話してみてください。彼らは日本語みたいに遠回しには言わず、ストレートに物事を言ってくれます。世界から見た日本についても知ることが出来ると思います。
 また旅行が出来なくても楽しい思い出はたくさん出来ます。皆は「プリンスジョージは田舎でつまらない」と言いますが、私には最高の土地でした。外国でこんなにも親身になって優しくしてくれる人たちを私は知りません。この土地の人皆が家族のように温かく優しくしてくれます。何かあればその人たちに存分に甘え、貴重な留学生活を意義のあるものにしてください。もっとUNBCについて知りたい方は、私や、国際交流センターに行ってみてください。留学への第一歩はそこから始まります♪

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