古民家で宿泊体験、近江八幡の子どもたちと共に(田中優ゼミ)
Date.
14/09/24
田中ゼミ(3、4回生)と「ひと・まち・つくる」プロジェクトは、まちづくり活動の拠点である旧中山道武佐宿(滋賀県近江八幡市武佐学区)にて、古民家を改修した「いっぷく処」を活用し、地域の小学生対象に1泊2日の古民家宿泊体験を実施しました。
目的は、地元の小学生に武佐に遺る古民家の雰囲気を味わってもらい、自らが住む地域の歴史・文化・伝統を知り、ふるさとへの誇りと愛着を一層持ってもらうことです。
開催日:8月25日、26日、参加小学生:23名、学生:12名
村田 貴弘さん(現代社会学部 法律政策学科3年)
「1日目は、自己紹介やアイスブレイクといった簡単なゲームと、地区内にある「ガラス工房ぎやまん」の方から、ガラスアート作り(コップ製作)を教えていただき、イラストや模様をつけ、オリジナルコップを作りました。 その後、武佐小学校に移動し、アユの掴み取りと、捕まえたアユの塩焼き、そして、近江牛カレーをいただきました。 |
最後には怪談話を専門としている八日市商工会「がおう」の方から妖怪話を聴き、暑い夜を涼しむことができました。」
「2日目は、いっぷく処の中でスイカ割り体験を実施しました。スイカ割りを体験した子どもが少なく、昔ながらの遊びを伝えていくことの大切さを実感しました。 最後には2日間の絵日記を書いてもらい、夏の思い出としてもらいました。 子どもたちの感想には「楽しかった」、「魚が苦手だったが美味しいと思った」、「またやりたかった」等の声がありました。」 |
「人づくり」による「地域づくり」
「自分が生まれたまちや住むまちの歴史・文化・伝統を知ることで、自信や誇りが生まれます。そのことは、各地域や世界の多様な価値観や文化を尊重する今日のグローバル社会において大切な要素であり、地域づくりの軸となります。今後とも、人を軸とした地域づくり、まちづくりを展開していきます。」