大学紹介

短期留学レポート(イギリス・ブリストル)

Date.

14/10/07

  大阪国際大学では、この夏休みを利用して、さまざまな海外研修に学生が参加しました。
 8月17日出発・9月7日帰国で、イギリス・ブリストルでの3週間の短期語学留学に参加した現代社会学部情報デザイン学科 植木美圭さんの現地レポートを紹介します。


 私は以前から行ってみたいと思っていたイギリスに3週間の短期留学をしました。今回が初めての留学だったので、学校の雰囲気がアットホームで、治安がよいと聞いたブリストルへ行ってきました。ブリストルはロンドンから車で2時間ほど離れた場所にあります。私がイギリスに到着した時、現地時刻では20時を回っていたのですが、空が明るいことに驚きました。

 8月の中旬でしたが、イギリスの朝晩は肌寒く気温が10度前後でした。朝晴れていても学校に着くまでに土砂降りになったり、昼頃には真夏日のように晴れて20度ぐらいまで気温が上がったりと温度差が激しかったです。日本と比べてイギリスは湿度が低いので、雨が降ってもカラッとしていました。1日に何度も雨が降るので、羽織るものと折り畳み傘が必需品でした。天気は変わりやすかったのですが、気温は日本よりも過ごしやすいと感じました。

  私が通っていた学校では事前にテストがあり、その結果に応じてクラス分けがされました。主にそのクラス単位で授業を受けるのですが、自分の苦手な分野を学べる授業もあり私は文法の授業を受けていました。時間割は一週間ごとに配られ授業の少ない日は午前中のみで終わることもありました。そんな日は、ホームステイ先に帰ってその日の授業の復習をしたり、分からなかった単語を調べたりしていました。
  授業では、ペアやグループでディスカッションをすることが多いのですが、文法の授業では、私以外が上のクラスだったので、相手の言っていることが聞き取れず、何度も聞き返すことが多く、言いたいことが上手く言えずペアに迷惑をかけたこともありました。そんな私にゆっくり話してくれる人や分かりやすいように言い直してくれる人も居て、助けてもらうことが多かったです。
  メインのクラスでは、日本とは違って誰でも発言出来る雰囲気が作られていて、分からないことがあれば、先生が細かく説明を入れてくれるので新しい発見が多かったです。担任の先生に、正解した時perfect!やgood!!と笑顔で言われることがとても嬉しく、徐々に自分に自信を持てるようになりました。

 ブリストルは自然と芸術がいっぱいでした。町のいたるところにグラフィティがあり、近くで見ることが出来ます。学校の前は公園になっていて、お昼前にはベンチに座ってお昼ご飯を食べている人や芝生の上で寝転んでいる人もいました。また学校から少し歩くだけでスーパーや飲食店に行けるのでとても便利でした。天気のいい日は、友達とベンチに座ってお昼ご飯を食べたりしました。

  初めはルームメイトとの会話もぎこちなかったのですが、2週間目から自分から話しかけられるようになり、ルームメイトの大好物のパスタを一緒に作りました。これがきっかけになり、休日に餃子を一緒に作ることになりました。ルームメイトたちが美味しい!と喜んでくれたことが本当に嬉しかったです。

 最初は初めての留学に戸惑っていましたが、実際に一人で海外に行けたことで以前より自分に自信を持てるようになりました。ブリストルでの生活は初めてのことばかりで全てが新鮮でした。色々な国の人と交流出来たこと、人の優しさに触れることが出来たこと、ホストファミリーやルームメイトと過ごした3週間は私にとって忘れられないです。今の自分のレベルを知れたので、これからは今まで以上に語学の勉強に力を入れていきたいと思います。そして、機会があるならまた留学したいと思います。

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