第2期 パナソニックビジネスリーダー養成プログラムを開催
Date.
14/11/18
平成26年9月1日~27日までの約1ヶ月間、本学とパナソニック(株)人材開発カンパニーとの提携に基づく第2期パナソニックビジネスリーダー養成プログラムが開催されました。
初めの3日間、ビジネス経験豊富なパナソニック(株)人材開発カンパニーの講師による、同社の経営理念の理解、ビジネスマナー、プレゼンテーションスキル、ロジカルシンキングなどの講義が行われました。その後マーケティングコースとプロジェクトマネジメントコースに分かれて実践的なビジネスプロセスを体験しました。5日にわたって、基本を座学で学び、演習やグループワークを通じて理解を深めることが出来ました。
【5日間を終えて、参加した13名の学生からの感想】
「分かりやすい説明をしていただき、とても理解しやすい。でも理解したつもりで次のワークに臨んだら、たちまち混乱してしまう。ついていくのに必死です。」
「この研修で最も感銘を受けたのは経営理念の重要性でした。人間観、経営観の礎である"素直な心、学ぶ心"の精神に触れ、そこから同社の経営理念が生まれたことが想像できました。」
5日間の研修後は、9月27日(土)の最終報告会に向けて、各コースに出された課題をチームごとに実践していきました。どのチームも毎日のようにミーティングや発表準備作業が続けられ、時にはぶつかり合い、時には励ましあう姿がありました。
最終報告会当日。プロジェクトマネジメントコースは、プロジェクトチームを作り、目標達成に向けてプロジェクトの立ち上げ、計画、実行への取り組みを報告しました。マーケティングコースは「明日の家電」と題してフィールドワークを行い、商品づくりや商品価値の伝達、アフターサービスを考えた結果を報告しました。各チーム15分間、緊張した面持ちで真剣に発表をしており、聴講されていた方々からの質問にも真剣に答える姿はたくましさも感じられました。最後に、受講した学生一人一人から学んだことなど感想が述べられました。1ヶ月の思いを話す姿は研修当初とは比べ物にならないほど、凛々しくなっていました。
【1ヶ月間の研修を終えて、参加した13名の学生からの感想】
「プレゼンテーションスキルやロジカルシンキングについて講義を受け、数えきれないほど多くのことを学んだ。その中で一番重要だと感じたことは『積極性』。日本人は積極性が無いと言われており、普段の授業で手を挙げる人は少ない。私はこの研修で積極的に手を挙げるように心がけた。またこれまでチームで議論している時、他力本願になることがあったが、疑問があれば質問するようにし、積極的に話し合うようにした。」
「プロジェクトマネジメントコースを受けて、スケジュールの大切さを学んだ。計画したことを一つ一つ決めていかないと物事は進まないと改めて知った。来年の就職活動に役立てられると思う」
「最初は研修を甘くみていた。それが態度や服装に出ていて、たくさんの方々に注意された。1日目の夜に考え直し、『態度や服装が乱れている人に誰も何も教えてくれない』と気付いた。自分が変わることによって、チームメイトも協力してくれ、意見を出してくれる。自分が変われば何かが変わると気付いた1ヶ月だった。」
「人前で話しをすることは初めてだったので不安が大きかったが、チームや講師の方々に支えられて最後までやりぬくことが出来た。研修を生かしてこれからの就職活動に活かしたい。」
「学生チャレンジ制度に落選したことがきっかけで、プレゼンテーション能力を高めたいと思い参加した。研修ではプレゼンテーションだけではなく、マーケティングの面白さにも気づき、将来選択する仕事の視野が広がった。」
「研修がどの様な形になろうとも、最終的には『なんとかなるだろう』と思っていた。まさか喧嘩したり意見をぶつけ合ったり、こんなにも熱くなると思っていなかった。本当に楽しかった。」
「人に説明出来るようになる為には、常に考えておく必要があることを学んだ。」
「パナソニックの仕事に興味があり参加したが、想像以上に難しくビジネスについて無知だったと感じた。また議論することの大切さを学んだ。普段意見をすることは少ないが、思い切って発言してみると、メンバーが真剣に聞いてくれた。意見を採用してくれた時は本当に嬉しかった。後期の授業でグループワークやプレゼンが多くあるので、この経験を活かして頑張ろうと思う。」