平成26年度春期海外研修 シンガポールフィールドトリップ
Date.
15/04/30
大阪国際大学では、この春休みを利用して、さまざまな海外研修に学生が参加しました。
3月15日出発・3月23日帰国で、8名の学生がシンガポールフィールドトリップ研修に参加しました。英語が公用語のシンガポールにて、協定校ナンヤン・ポリテクニック学生との交流、企業訪問、職業体験に奮闘した様子をご紹介します。
①協定校Nanyang Polytechnic(NYP)学生との交流
この研修では、協定校Nanyang Polytechnicの学生寮に滞在しました。寮はとても綺麗でキッチン、冷蔵庫、洗濯機がついており、とても快適でした。食事については、学内の食堂を利用することができ、朝食や夕食も取ることが出来ました。
研修2日目には、NYP学内にて歓迎セレモニー、キャンパス案内、シンガポール基礎講義、スポーツ交流などをすべて英語で行い、サポートしてくれたNYP学生とはすっかり仲良くなりました。
翌日は、仲良くなったNYP学生と共にCity Tourに出かけ、リトル・インディア、チャイナタウン、マリナベイサンズ展望台、シンガポールリバー散策、ラッフルズプレイスなどを周り、100年以上の歴史がある屋台街ラオ・パサで夕食を取りました。到着してからたった2日間で、様々な文化を持つ人が共存して暮らすシンガポールという国を身をもって体感することができました。
③日系企業訪問
三井住友銀行、パナソニックアジア、パナソニック冷機シンガポールの3社を訪問させて頂きました。各社のシンガポールでの国際戦略、シンガポールで働くということ、その上での苦労話、どのような人材が必要かなど多岐にわたるお話しを頂戴し、参加学生からの質問にもお答え頂きました。日本でもなかなか得ることのできない貴重な機会に、学生たちは目を輝かせて、この経験を今後の人生に役立てようと誓っていました。
④JTB職業体験
JTBアジアパシフィック社にて3日間の職業体験をさせて頂きました。
日本からシンガポールにやってくるお客様のサポートの為に、JTBアジアパシフィックのオフィス内での仕事はもちろん、ホテルや空港に出向いて、たくさんの人が、お客さまからは見えない努力をしている現場で、仕事を見学したり体験させて頂きました。
例えば、日本人旅行客の宿泊するホテルでは、時には一人で100室以上の部屋のアメニティやベッドの数、備品の確認(照明がつくか、時計の時間があっているか)などが予約通りに準備されているかの確認を行っており、日本人旅行客の満足を陰ながらサポートする仕事に、学生たちはとても驚き、感動していました。
職業体験2日目は、顧客の8割がシンガポールから日本への旅行客である店舗にて、開店準備と朝礼に参加させて頂きました。
午後からは、マリーナベイサンズで行われている展示会を見学し、JTBアジアパシフィック社では、旅行の手配だけでなく、人の交流に関わることをすべてをサポートしているということを教えて頂きました。
3日目は、シンガポール市内を周るオプショナルツアーに参加させて頂き、観光バスで市内観光をしながら、ガイドさん視点、お客様視点でツアー全体を観察し、気づいたこと、改善点などを提案し、3日間の総括をして研修を終えました。
今回の研修では、まず、シンガポールの多様な文化とお互いを認め合って暮らす様子に感銘を受けました。続いて、建国からわずか50年でビジネスの拠点として発展したことに大きな刺激を受けると同時に、人々の優しさとパワフルさに感動した9日間でした。
特に、研修中は、協定校Nanyang Polytechnicの学生たちと一緒に、ほとんど毎晩御飯を食べたり、寮に来てもらったりして、交流を深め、本当に色々な面でサポートをしてもらいました。その他、訪問させて頂いた企業の方には、日本で春休みを過ごしていては、絶対に伺うことのできないお話しをして頂いたり、貴重な経験をさせて頂いたりと、たくさんの方のサポートがあって、研修を無事に終えることができました。
シンガポールで出会った皆さん、お世話になりまして、本当にありがとうございました!
また会える日まで!